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行事ニュース

高1オリエンテーション 2日目

【2日目】

午前7時、ホテル周辺では雨が降っていたので、外では礼拝を行うことが出来ませんでした。そのため、ホテルの室内で礼拝が行われました。朝の神聖な雰囲気の中で三根先生から学校で行う礼拝の意味などをお話していただきました。礼拝のあと、休暇村の施設の方から飯盒炊爨における火の起こし方、ご飯の炊き方、カレーの作り方など詳しく説明していただきました。

会場を移し、朝食を食べながら、飯盒炊爨が楽しくできるような天気かどうかかなり気にしていました。外に出て見ると、地面はぬかるんでいましたが、傘をさす必要もなかったので、生徒達はホッと一息。天候も1日目より回復していたので、しおりの予定通り、琵琶湖の湖岸で記念撮影を行いました。

湖岸で一枚

その後、飯盒炊爨を行う会場へ移動。飯盒炊爨に必要な道具、具材、薪などを施設のスタッフからもらうと、生徒達はワクワクしながらクラスごとの炊事場へ。そして、野菜の下準備&火おこし開始。下準備班は持ってきたピーラーや借りた包丁で手際よく作業していきます。一方、火おこし班は火をおこすのに四苦八苦。「なかなか火がつかない」「一度付いてもすぐに火が消える」などのハプニングが発生していたところもありました。そうこうしているうちに野菜の準備が終わり、火も安定してついたところで、いよいよご飯&カレー作り。順調にカレーを仕上げていくところがあれば、「いっこうにご飯が炊き上がらない」「鍋の中の水が多くてなかなか沸騰しない」「薪が全部なくなったが、まだ火が必要だ」などの問題が発生したところもありました。そういった問題も解決して、最終的にはどのクラスもカレーが完成し、美味しく食べていました。

 

彦根市内に着くと、1時間あまりの自由時間。甘い食べ物を欲しかったのか、ソフトクリーム屋さんに列を作る人がいれば、彦根にまつわるお土産を買いに四番街スクエアのお土産屋に列を作るなど、どこも本校の生徒でいっぱい。美味しい食事に舌鼓をうつ人や、市内の風情を楽しむ生徒、お土産を買っていた人など各々がその町の魅力を存分に楽しんでいました。

こうして、数々の思い出をこの二日間で作り、生徒達は帰路につきました

 

 

【1日目】

今日から高校1年生は一泊二日の宿泊行事、オリエンテーションです。

午前9時、京都駅から大型バスで出発しました。曇り空からパラパラと小雨が降り始め、天気予報では雨はますます強まるとのことでした。オリエンテーションの最も大事なイベントの一つは校祖新島襄のお墓参りをすることなのですが、ぬかるんだ土で足を滑らせては大変なので、中止になりました。しんどい山登りがなくなって生徒たちは大喜び…でしたが、同志社香里高校への入学を新島先生に報告するため、今年度中にまたみんなで来ますよ。

お墓の代わりに最初に向かったのは同志社大学の京田辺キャンパス。バスの車窓から見ることしか叶いませんが、近鉄興戸駅からJR同志社前駅の横を通り過ぎ、同志社女子大学や同志社国際中高を確認して、同志社大学の正門を間近に見ることができました。

続いて向かったのは同志社大学の京都市内のキャンパス。最近できた烏丸キャンパスには、「きれーい!」「大きいー!」と驚いていました。地下鉄今出川駅から京阪出町柳まで、御所を横目に今出川校地の大学や同志社女子大学、同志社女子中高などを通り過ぎ、みんなはずっと続くレンガの建物をじっと見つめていました。

そこから滋賀県の琵琶湖へバスを走らせ、遊覧船のビアンカに乗船。船内の各ラウンジで、クラスごとにお弁当を食べました。小雨に打たれながら、少しだけデッキに出てみた人もいました。景色は一面灰色の霧でしたが、船内では学校の休み時間のように思い思いの過ごし方をして、じゅうぶん楽しそうでした。

午後は3クラスと4クラスに分かれて、博物館見学とボート漕ぎの2つのアクティビティーを交代で行います。

E, F, G組は先に琵琶湖博物館を訪れました。琵琶湖に生息している多様な動植物の紹介、地質や水質の分析、琵琶湖が周辺の人たちの生活にどのように関わってきたかの解説など、とても興味深い展示ばかりでした。体験型の展示が非常に多く、友達と笑い合いながら興味を持って見学・体験している姿がたくさん見られました。

その後は、琵琶湖の湖岸にてボート漕ぎ体験です。雨足がかなり強くなり、体操服の上から雨がっぱを着て、万全の状態で臨みました。

各クラス2艘のドラゴンボートに分乗し、太鼓係の太鼓に合わせて掛け声とともにパドルを動かします。スタッフさんに、「みんなの息が合うとドラゴンボートは生きた龍のように走るよ」と言われて、みんな大きな声を出して一生懸命漕いでいました。最後はE, F, G組の合計6艘で競って、2週間前には全然知らなかったクラスの仲間と一気に距離が縮まったに違いありません。

宿舎に到着したら、すぐに夕食です。これから1年を同じクラスで、長い年月を友として過ごす仲間と一緒にすき焼きをつつきます。教室では話すきっかけがなくても、こうして同じテーブルを囲むと、何かしら言葉がこぼれ出しますね。わいわいガヤガヤ、コンロの炎とみんなの熱気で部屋の中はサウナのようでした。

夕食後は、楽しみにしていたクラス・レクリエーションの時間!今年の高1は各クラスでレクリエーション係を決めて、このオリテのために準備してもらったそうです。どんなことをしているのか各部屋をのぞいて見ると…。相手の背中に書いてある言葉を相手に何とかして言わせるゲーム、ジェスチャーゲーム、役になりきって恥ずかしい台詞をみんなの前で言わなければいけないゲーム、そして定番の王様ゲームなどなど。想像力を掻き立てられたり、みんなの注目する中で勇気を出さなければいけないような面白いゲームをそれぞれに楽しんでいました。ホテルを貸し切っているのが幸い、生徒たちの大笑いしたり、歓声を上げたり、絶叫している声が、2階離れていても聞こえてきます。

こうしてオリテ初日の夜は更けていきました。つづく。