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行事ニュース

ニュージーランド語学研修 8月17日(金)更新

8月16日(木)、17日(金)

昨日16日午後にオークランドを出発して飛行機で約11時間後、午後10時頃に羽田空港に到着しました。ホテルで一泊したのち、本日17日午前9時に羽田空港を出発、10時半頃に伊丹空港に到着し、解散。ニュージーランド語学研修は無事終了となりました。多くの方々のご協力で、生徒全員が元気に帰国することができました。本当にありがとうございました。今回の語学研修で生徒たちは沢山の学びと出会いを得たことと思います。それらを大切に、そして成長の糧としてくれることを願っています。

8月15日(水)

オークランド2日目。まず最初はニュージーランドで最も高い建造物、スカイタワーを訪れました。展望台からはオークランドの街並みが一望出来ます。あいにく少し曇り空でしたが、それでも眺めは素晴らしく、また雲の合間に虹も見ることができました。また、展望台の床にはガラスでできている部分があり、生徒たちは怖がりながらも何度もその部分を行き来して楽しんでいました。次にオークランドドメインへ。公園内にあるオークランド博物館を背景に集合写真を撮ったのち、広々とした芝生へと一目散に駆け出しました。続いて向かったのはダウンタウンの対岸にあたるミッションベイエリア。綺麗な砂浜が続きます。波打ち際でひとしきり遊んだ後は昼食です。多くの生徒が、このエリアの名物フィッシュ&チップスを食べていました。フィッシュが予想以上の大きさで、お腹いっぱいになり苦しそうな生徒もいました。そしてダウンタウンで最後のショッピングタイム。お土産の買い忘れはないか確認しつつ、各々買い物を楽しんでいました。ニュージーランド最後の夕食はお洒落な海辺のレストランで。ステーキやシーフードパスタを味わいました。明日いよいよ帰国です。今日は早めに就寝して、長時間のフライトに備えます。

8月14日(火)

生徒たちがホストファミリーに連れられて続々とCCELに集まってきました。約3週間お世話になったホストファミリーとの別れの時です。寂しさのあまり涙を流す生徒も。各々が別れを惜しむ時間となりました。ホストファミリーにしっかりと感謝の気持ちを伝える生徒の姿に成長を感じました。また、最後まで手を振り続けてくれたホストファミリーの姿も印象に残っています。

CCEL を出発して空港へ。飛行機に乗り約一時間半、昼過ぎにはオークランドに到着しました。昼食を取ったのちにバスに乗り込み市内見学へ。ニュージーランド最大の都市で、港もあるオークランドは、のんびりとしたクライストチャーチとはまた違った雰囲気。バスの窓からはビルと海が見えます。まずはビアダクトハーバー。全長1000m以上のハーバーブリッジを間近に望みます。次にデボンポ
ートの浜辺で写真撮影。砂浜やヤシの木、ヨットなど、寒いのに景色だけは夏のよう。海からの強い風が吹く中、浜辺で遊んでズボンが濡れてしまう生徒も。とても寒そうです。また、一部の生徒は有名なチョコレート専門店へ。とても美味しく、一粒をゆっくり味わって食べていました。その後ショッピングモールで各自食事を取ったのち、ホテルにチェックインしました。明日もオークランド市内を観光する予定です。

8月13日(月)

ホストファミリーと過ごす最後の週末は今までにも増して絆が深まる時間となったようです。ホストファミリーのために日本食を作ってあげて喜ばれたり、家族みんなで様々な場所に出かけ、思い出をたくさん作ったり、夜遅くにまで様々な話をしたりして、忘れられない時間を過ごしました。

さて、いよいよCCELでの研修も最終日です。午前中はプレゼンテーションの原稿の最終チェックと、ホストファミリーへのサンキューレターを作成しました。CCELのカフェテリアで昼食を取るのもこれが最後。名残惜しくも、それぞれお気に入りのメニューを選び、味わっていました。午後からは最後の現地校訪問です。

Rangiora New Life School
今回も本校のための特別授業をしてくださいました。本日の内容はマオリについて。まずマオリの言葉について教わりました。マオリの使うアルファベットは16文字しかありません。それを組み合わせて発音します。先生のギターに合わせてマオリのいろは歌を歌いました。ゆったりとしたメロディーに合わせて発音していきます。2、3回歌うとみんな徐々に覚えていきました。次に、マオリ語での自
己紹介です。自分の住んでいる地域をとても大切にする習慣があり、自己紹介の内容にも、近くの山や川を入れるそうです。全てのプログラムが終わった後、先生からひとりひとり参加証を手渡されました。

Middleton Grange School
バディの出迎えを待って、それぞれの授業に分かれて参加しました。今日で5回目ですが、やはりまだ授業の内容を完全に理解することはできなかったようです。授業後、参加証の授与式と簡単なさよならパーティーを開いてくださいました。バディたちとも随分仲良くなり、別れる際には涙を流す生徒もいたり、近く来日予定のあるバディとは再開を約束して学校をあとにしました。

それぞれの学校から再びCCELに戻り、夕刻からホストファミリーも招いたfarewell partyが始まりました。まず最初にCCELの校長先生の挨拶の後、一人一人に対して修了証が手渡されました。次に、この研修期間に学んだことの集大成として、グループごとのプレゼンテーションでニュージーランドの文化や日本との違いなどを紹介しました。たとたどしく自信なさげに英語を話していた最初の
頃が嘘のように思えるほど、堂々と発表することが出来ました。そしていよいよホストファミリーや先生たちに感謝を伝えるパフォーマンスタイム。まずは同志社カレッジソングを歌い上げ、続いてずっと練習してきた恋ダンスを披露しました。ホストファミリーも大喜び。最後に生徒を代表して、中学生一人、高校生二人が感謝の言葉を述べそれぞれの担当の先生に寄せ書きとギフトを贈りました。
その後場所をカフェテリアに移して、ホストファミリー、先生方と共にsuppr をいただきながら和やかな歓談の時を持ちました。

いよいよクライストチャーチも今夜が最後。思い出いっぱいでなかなか寝付けない夜を迎えるでしょう。

8月10日(金)

farewell partyで、代表としてスピーチを担当する3名の生徒が、授業前にそのスピーチの内容を考えていました。何を話そうかと考える過程で、ニュージーランドに来てからの様々な出来事が思い出されます。その一つ一つがとても大切な経験。当日のスピーチが楽しみです。

そして本日の授業。こちらも先日に引き続きfarewell partyでのプレゼンテーションの準備です。完成したポスターはかなりの力作。こだわりが感じられます。授業の後半では本番さながらのリハーサルを行いました。班同士で評価をしあい、より良い発表にするための参考にします。先生方も的確なアドバイスをくださいます。どの班もはじめての練習にしては素晴らしい出来でした。farewell party当日、CCEL最後の授業で最終確認をして本番を迎えます。さらにブラッシュアップして、ホストファミリーを始めお世話になった方々に頑張った成果を披露してくれるでしょう。

昼食時にはサプライズが。期間中に誕生日を迎えた3人の生徒のためにCCELから、チョコレートケーキのプレゼント。みんなで美味しくいただきました。

午後は国際南極センターへ。ここは南極研究機関に隣接しており、かなり本格的な施設です。最初に南極についての授業を受けました。南極は日本の面積の30倍以上あることや、全地球上のおよそ60%淡水が南極にあることなど驚くべきことを、優しい英語でたくさん教えてくださいました。そして一人の生徒が南極での防寒具を実際に着用させてもらいました。何枚も何枚も重ね着をし、最終的に宇宙飛行士の様になり、汗だくでした。一番上にきたコートはなんと1600ドル南極の環境に耐えうるにはそれだけの装備が必要だということです。続いてキャタピラー雪上機の乗車体験。小さな見た目からは予想のつかない激しい動きにみんなびっくりそのスリルはさながらジェットコースター。必死でつり革に捕まりながらギャーギャー叫んでいました。下車後、ハスキー犬との触れ合い体験、ペンギンとのご対面。続いて4Dシアターで、南極大陸を撮影した映像を鑑賞。3D映
像に加えて水や振動の演出もあり、南極をリアルに体感しました。そして最後はマイナス8度の南極を再現した部屋へ。防寒具を身につけて入室しましたが、しばらくするとブリザードが吹き荒れました。最低気温はマイナス25度酷暑の日本との温度差はなんと60度です。あまりの寒さに、部屋の中にあったイグルー(雪洞)にみんな逃げ込み、中はおしくらまんじゅう状態。南極の厳しさを身をもって感じました。

クライストチャーチでの生活も残すところあと3日。すっかり家族の一員として溶け込んだ生徒たち。残されたホストファミリーとの時間を大切に、有意義に過ごしてくれることと思います。

8月9日(木)

生徒たちの通う語学学校CCELはカンタベリー大学の敷地内にあります。今日はキャンパスの中で、大学生が自主制作の映画を撮影していました。大学だからこそ味わえる雰囲気も魅力です。

さて、今日の授業は昨日に引き続きプレゼンテーションの準備です。各グループで作業を進めます。明日にはプレゼンの際に用いる資料(ポスター)を完成させ、リハーサルを行う予定です。少し切羽詰まってきたのか、みんな昨日にも増して真剣に取り組みます。ポスター作りは大変ながらもとても楽しいようで、班員で相談しながらカラフルで、見やすい資料を作っていました。その出来の良さには
驚きです。

午後は4回目の現地校訪問です。

Middleton Grange school
昨日までとは打って変わって雲ひとつない快晴に恵まれた今日、前回雨で遊べなかったタイヤの遊具に一直線‼︎このためにわざわざズボンを持ってきた生徒も。バディが迎えに来てくれた時には遊び疲れてぐったりしている生徒もいました。前回と同様、バディに連れられ各教室に分かれて授業を受けます。数学、化学、美術、技術などなど。中には難しすぎて居眠りしてしまいそうになったという話
もちらほら聞こえてきました。特色のあるものとしては、ドラマの授業があり、劇の練習をしたそうです。

Rangiora New Life School
前回から本校向けの授業を準備してもらっています。授業が始まる前に先週一緒に授業を受けていたバディたちがわざわざ会いにきてくれたので、記念写真をパチリ。今日の授業は技術でした。先週一部の生徒が受けたのと同じ内容で、錫を加工してキウイや星、シャークなど各々がデザインしたペンダントや置き物をつくりました。いいお土産になりそうです。

CCEL に戻ってから、全員でfarewell partyでの出し物の練習をして解散しました。出し物の内容はお楽しみに。

8月8日(水)

今日の授業から、farewell partyで行うプレゼンテーションの準備が始まりました。各クラス4チームに分かれて、それぞれテーマを決め、ホストファミリーの前で発表します。発表の原稿を作ったり、模造紙で資料を作ったりとやることがたくさん。時に先生の力も借りながら着々と進めていきます。残り3回の授業でどれだけ完成度を高められるでしょうか。お世話になった方々に成長を見せられるように頑張りましょう。

午後からは延期となっていたエイボン川でのカヌー体験です。往復40分のコースを2人1組になってカヌーを漕いでいきます。簡単そうに見えてこれが難しい!オールが想像以上に重く、2人で息を合わせるのが大変です。油断すると、あらぬ方向へ流されてしまいます。最初の方はみんな思うように進まず、川の中で大渋滞。苦戦する私たちを横目に、カモがのんびりと泳いでいました。徐々に慣れてきてコツを掴み、復路はみんなスイスイと進むことができました。途中で雨が降り出してしまいましたが、楽しい体験となりました。

今日の授業から、farewell partyで行うプレゼンテーションの準備が始まりました。各クラス4チームに分かれて、それぞれテーマを決め、ホストファミリーの前で発表します。発表の原稿を作ったり、模造紙で資料を作ったりとやることがたくさん。時に先生の力も借りながら着々と進めていきます。残り3回の授業でどれだけ完成度を高められるでしょうか。お世話になった方々に成長を見せられるように頑張りましょう。

午後からは延期となっていたエイボン川でのカヌー体験です。往復40分のコースを2人1組になってカヌーを漕いでいきます。簡単そうに見えてこれが難しい!オールが想像以上に重く、2人で息を合わせるのが大変です。油断すると、あらぬ方向へ流されてしまいます。最初の方はみんな思うように進まず、川の中で大渋滞。苦戦する私たちを横目に、カモがのんびりと泳いでいました。徐々に慣れてきてコツを掴み、復路はみんなスイスイと進むことができました。途中で雨が降り出してしまいましたが、楽しい体験となりました。

8月7日(火)

すでの生活は残り一週間。プログラムの終わりが見えてきた今日の話題は「お土産」。クラブのみんなにどんなものをあげようか相談していました。「クッキーは割れてしまわないかな?」「スーツケースに入れたら重量オーバーしちゃう」「どのタイミングで買ったらいいんだろう?」…。いろいろ悩みながらもとっても楽しそう。日本で待っているみんなのために、ぜひ素敵なお土産をゲットしてください。

さて、今日の授業はニュージーランドと日本の文化の違いについてです。食事を終えた後の食器はどんなふうに置けばよいか、友達の誘いを断るにはどんな表現をすればよいか…などなど。自分が「当たり前」だと思っていたことは、意外と「当たり前」ではなかった。ホストファミリーをはじめとしたニュージーランドの人たちとの関わりの中で、そんな気づきがありませんでしたか?自分と違う文化をもつ人々に出会うことで、自分たちの文化をより深く理解することができます。語学力はもちろんですが、自分とは立場の違う人の思いを理解する心も磨いていってほしいです。

午後はウィローバンク野生動物公園へ。最初にマオリの人々が歓迎のパフォーマンスを披露してくださいました。太鼓のリズムに合わせた歌と踊りは大迫力!! 生徒たちも男女それぞれレクチャーを受けて舞台でダンス!大盛り上がりでした。

公園内ではニュージーランドの国鳥キーウィをはじめとして様々な種類の動物や鳥たちが飼育されています。はじめに大勢のカモたちがお出迎え。ヤギ、ロバ、孔雀、ブタ、… 思い思いに餌をあげたり、写真を撮ったりしながら進んでいきます。途中ワラビーが柵を超えて近づいて来たり、七面鳥が後ろからついてきたりと、非常に近い距離で動物たちと接することができました。最後はいよいよニュージーランドのシンボル、キーウィです。キーウィは夜行性のため、展示室の電気が消されています。暗闇の中、みんな目を凝らして探しますがなかなか見つけることができません。やっと見つけたキーウィはコロンとしたお尻を揺らしな がらよたよたと歩く姿がとってもチャーミング。写真を撮ることが出来なくて残念です。

明日は待ちに待ったカヌー体験!良い天気になりますように。

8月6日(月)

クライストチャーチに来てから、2回目の週末の後の月曜日。「週末、何した?」の答えで一番多かったのが「買い物」でした。お土産を買ったり、自分の思い出の品を買ったり。他には、映画を見て、日本の映画館との違いを感じたり、海に行って、ニュージーランドの自然を満喫したり。楽しく過ごしたようです。今日から後半の付添教員2名が合流したので、その先生たちにも週末の出来事を次々に話をしていました。

さて、今日の授業は、音楽について。いろいろなジャンルを学んだり、聞き取りをしたりしていました。来週月曜日のFarewell Partyでは、プレゼンテーションをすることになっています。各クラスを4グループに分け、今週から授業でも少しずつ、その準備に取りかかります。こちらで学んだ英語力を発揮したプレゼンをしてほしいと思います。

そして今日は、写真撮影もしました。天気はあまり良くありませんでしたが、先生も全員揃っているということで、今日撮ることになりました。本格的なカメラマンさんがやって来て、撮影してくださりました。実は、今年使っているCCELの教科書の写真は、前回(2年前)のプログラムの集合写真なので、みんな「再来年の表紙になるから本気で撮らなあかん!」と言って、真面目顔で写っていました。本校のホームページ用のは、真面目バージョンではなく、ピースバージョンです。その後、各クラスごとに先生と一緒に撮影しましたが、Farewell Partyでもたくさん撮るのでしょうね。

お昼ご飯の後は、3回目の学校訪問に出発です。それぞれの学校の報告です。

Middleton Grange School
ミドルトンに到着すると、授業が始まるまで時間があり、現地の生徒と交流を深めていた生徒もいました。バディが到着すると、生徒達はバディと共に授業に参加。数学、マオリ語、聖書、体育、理科など様々な教科の授業を受けていました。数学の授業では、2次式の因数分解。英語で書かれた問題は日本語に訳すと簡単な問題ばかりですが、香里の生徒は解くのに非常に苦労していました。

Rangiora New Life School
過去2回の訪問では、バディと一緒の授業に出ていましたが、今日からは香里生向けに特別授業をしてくださいます。今日の授業はcooking。バディではなく、元々この授業を選択している生徒たちが手伝ってくれて、NZ Lamb & Orange Kumara Mashを作ることになりました。Kumara(クマラ )と言うのは、オレンジ色をしたサツマイモの一種です。まずはクマラの皮剥からスタートです。同時進行で、小麦粉にバターを混ぜ、パイ生地を作って行きます。ランギオーラの生徒達は手際よく進めていきますが、香里の生徒達は、初めてのことだらけの人も。
玉ねぎを切るのも一苦労です。ランギオーラの生徒たちは、優しく指示をして教えてくれました。子羊のひき肉を炒め、ソースと合わせ、パイの中身を作るのと同時に、クマラを煮て、潰していきます。日本ではあまり馴染みのないフェタチーズも入れますが、先生がチーズ自体を試食させてくださりました。ちなみに、先生は男性です。授業の最初は普段着で、家庭科の先生には見えなかったのに、いつの間にか、シェフのようになっていました。楽しく作っていましたが、ここで問題が。時間が足りない可能性が出て来ました。ここから、先生の猛スピードの指導で、パイ生地を丸く切抜き、ひき肉のフィリングを入れ、潰したクマラを上に乗せてオーブンへ。なんとか香里生の分が焼き上がり、無事にパイをお持
ち帰りすることができました。ただし、時間がなくて、パイを手に持ったまま、バスへダッシュ!バスの中でいただきます!「美味しい~!」と言う声がバスの中で聞こえました。ちなみに、後からバスに乗り込んで来たミドルトン組はバスに乗り込むと「なんや、この匂い?」と言ってました。みんなの分も持って帰れたらよかったんですが、時間切れでした。ごめんなさいね。

クライストチャーチ生活もあと1週間です。慣れてきた分、時間が過ぎるのを早く感じることでしょう。さて、前半の引率教員は、今日でみんなとお別れです。出来ることなら最後まで一緒にいたいのですが…。みんなの残りのニュージーランド滞在が、更に充実したものになることを祈っています!

8月3日(金)

金曜日、今週最後の授業の日です。今日は全員遅刻せずに登校できました。授業では、買い物の時に使える表現を習ったクラスもあるようです。今週末のショッピングで、習った表現をぜひ使ってください。

そろそろみんな日本食が恋しい頃、今日はカフェテリアのメニューに炒飯とバターチキンカレーがあり、注文している人が多かったです。ニュージーランドに来てから、お味噌汁を飲む機会があった人もいるようですが、やっぱり出汁の効いた日本のお味噌汁とは違います。お米も、日本のふっくらとしたものとはもちろん違います。みんな、当たり前のように食べている日本食の素晴らしさに改めて気付いたようです。遠く離れたからこそ気付く、これもいい経験ですね。言葉の壁だけでなく、食事の問題も海外で生活する上で、乗り越えなければならないものの一つです。ただし、これがずっと続くわけではなく、あと2週間なので、受け入れて頑張ってほしいと思います。対応する力も、自分自身の成長に必要だと
思いましょう。

今日の午後のアクティビティは、2回目の学校訪問です。今回は、みんなでバスに乗り込み出発しました。先に近くのミドルトングランジ高校の13名が降り、その後、バスはランギオーラニューライフ高校へ。それぞれの学校の報告です。

Middleton Grange School
到着したのは、ちょうどお昼休み中。バディが迎えに来るまで40分ほどあったので「自由に遊んでていいよー」と言うと、みんな喜んで駆け出して行きました。女子はタイヤの遊具へ。怖がることなく登っていきます。なかなかアクティブな女子達です。男子はあっという間に、バスケで遊んでいる子達の仲間入り。スポーツですぐに仲良くなれるっていいですね。しばらくバスケをした後は、男子もタイヤの遊具に興味を持って登っていました。みんなでタイヤの上で休憩したり、縄を登ったりしていると、小学校2年生くらいの少年が、いとも簡単に登って、
タイヤを飛び移って行きます。猿のような動きにみんな感心!身体を動かし、とても楽しい昼休みを過ごしました。みんな口々に「同志社香里にもこんな遊具があったらいいのにー!」と言っていました。お昼休みが終わると、バディが迎えに来てくれ、5・6時間目をバディと共に過
ごしました。中には、photographyの授業で、本物のモデルさんがやって来て、その人の写真を撮るという授業に参加した人もいるようです。楽しんだ人もいれば、何の授業か分からなかった…と言う人も。その人たちは、来週の授業に期待しましょう。

Rangiora New Life School
5時間目は、体育・技術・美術の授業に参加していました。技術の授業では、木片に自分の好きなデザインを描き、そのデザイン通りに糸鋸で切ったあと、その型に液体の金属を流して置物を作りました。1時間できちんとした物ができたことに感動していました。体育の授業ではドッジボールをしました。体育と言っても、制服のままです。ジャージなら、もっと本気で投げれたかもしれませんね。6時間目は、日本から来た他の学校へのマオリショーを見学させてもらいました。前回も私たちのために披露してくださりましたが、今回は屋外だったので、また違う雰囲気での中で、マオリの音楽やダンスを再び見ることができて、生徒達は喜んでいました。帰りのバスの中でも、マオリショーの音楽を口ずさんでいました。

今日でクライストチャーチに到着して丸1週間。明日明後日は2回目の週末です。約束をして一緒にモールに出かける人もいるようです。スーパーラグビーの決勝戦を見に行く予定の人も! どんな週末を過ごしたか、また月曜日に報告したいと思います。

8月2日(木)

今日はまた別の人たちが、バスを乗り間違えて空港に行ってしまいましたが、無 事に学校に戻ってくることができました。明日こそ、全員迷わずに到着できますように!

昨日、授業の姿勢について、少しお話をしたのですが、今日の授業では積極的に 英語を話そうとする努力が見られました。同じ人と話すことにならないように席を変えたり、英語で答えることはもちろん、先生の説明に英語で相槌を打ったり、たくさん質問したり。先生からもお褒めの言葉をいただきました。早速、先日の “oh my gosh!” を使っている人も(笑)この姿勢を持ち続けてくださいね。

授業の後はランチタイム。最近はポテト以外にカップ麺も人気です。食堂には、ビリヤード台が置いてあるのですが、今日は空いていました。すると、前々から気になっていた男子たちが挑戦することに。引率のK先生から、やり方を教えてもらい、いざ挑戦!すると、女子も次々と集まり、一気にギャラリーが増えました。簡単そうに見えて、難しいということが分かり、みんなで盛り上がっていました。

午後のアクティビティはカヌー体験の予定でしたが、気温も寒く、雨の可能性があるので、来週の水曜日と交換し、クライストチャーチ植物園とカンタベリー博物館に行きました。(来週は晴れる予定です。青空の下でカヌーに乗れますように…。)今日も案内してくださるエリザベス先生と一緒にバスに乗り込み、出発! クライストチャーチの街は、ゴシック様式の建物が点在していて、イギリス風の景観を感じることができます。バスの中からは「ハリーポッターの世界みたいー! 」という声が聞こえました。

まずは、植物園へ。川ではアヒル達が泳ぎ、大きな木々と芝生が広がり、植物園というよりは大きな公園に来た気分です。木登りに挑戦する人もいれば、散歩中の現地の子供がとても可愛く、その子の写真撮影に集中する人も。室内にはお花やサボテンコーナーもありました。 次は博物館です。約1時間、自由に博物館内を見て回りました。博物館と言っても、色々なものが展示してあってびっくり。マオリ文化や移民の歴史、開拓の歴史、動物、特に鳥たちの展示、南極探検に関する資料など、じっくり見て回ると1時間では足りませんでした。印象に残ったものの1つが、paua shell house (ニュージーランドアワビの家)です。南島最南端の街に住んでいた老夫婦が、貝殻を磨いてピカピカにして、壁に貼っていき、名物ハウスとなったのだそうです。当時はニュージーランド中で、このご夫婦のことを知らない人はいなかったほどだとか。ご夫婦が亡くなられた後、この博物館に一部屋、再現し展示されています。なかなか衝撃的なお部屋でした。

今日で日本を出発して1週間です。あと残り2週間、どんな経験をするのでしょうか?明日は2回目の現地校訪問です。みんな、バディに会うのを楽しみにしています。

8月1日(水)

学校3日目。今日はもう問題なく登校できた人もいれば、キャンパスに入ってから校舎を探せず迷子になった人、違う行き先のバスに乗ってしまった人もいました。でも、違うバスに乗ったと気付いてからは、現地の人に聞いて正しい方向のバスに乗れたそうです。よくできました!

授業にも慣れてきました。でもまだ、ついつい日本語が出てしまうようです。ホームステイ先で日本語が話せない分、日本語が通じる人たちと一緒にいると、日本語喋りたいスイッチがオンになってしまいます。気持ちはよく分かりますが、せっかくニュージーランドに来ているのだから、友達同士でも授業中は英語で話す気合を入れてほしいのですが…明日以降に期待しましょう。食堂の注文にも慣れてきました。やっぱりポテトが人気です。

午後はエイボン川でカヌー体験をする予定でしたが、予定を変更してゴンドラに乗ることになりました。明日の天気が心配なので、良い眺めが期待できる今日のうちに行ってしまおうという判断です。昼食後、バスに乗り込み、ゴンドラ乗り場へ。4人乗りのゴンドラに乗り込み、10分ほど丘を上がって行きます。遊園地に来て、ちょっとしたアトラクションに乗る気分でテンションが上がりました。丘の上は、360度の展望台になっていて、クライストチャーチの街が一望できます。みんな、口々に「うわー!」「きれいー!」と言っていました。約1時間ほど自由時間がありましたが、写真を撮ったり、走り回ったり、のんびり景色を眺めたり、クライストチャーチの歴史を学ぶ施設に入ったりして過ごしました。みんなが一番熱中していたのは写真撮影です。今時の中高生は、映える写真を撮るのが得意ですね。(写真で見るほど断崖絶壁の危険な場所ではないのでご安心を。)空は青空とは言えませんでしたが、十分満喫できたようです。明日は天気が良ければカヌー体験、雨なら博物館に行く予定です。

7月31日(火)

今朝は全体の集合はなく、授業が行われる教室に直接登校しました。広いキャンパスなので、もう慣れた人もいれば、迷いつつも何とかたどり着けた人もいたようです。授業が始まるまでのお喋りの話題は、帰宅してからの出来事について。一番面白かったエピソードを紹介します。ホストマザーが “Oh my gosh!” と言ったけれど goshの意味が分からず、”gosh? gosh?”と何回も聞いてたら、「fishが食べたいの?」と言われ、fish&chipsが出てきたそうです。お腹いっぱいなのに。みんなで大爆笑でした。いろんな表現を知ることも留学の醍醐味ですね。(“Oh my god / gosh / goodness! “と色々な言い方があります。)

さて、今日のメインイベントは、午後の現地校訪問です。そのため、今日はみんな制服を着て来ました。25名が2グループに分かれて、この滞在中に合計5日間、Middleton Grange School とRangiora New Life School を訪問します。CCELは語学学校で、地元のニュージーランドの学生はいないので、みんな現地の同年代の子たちと交流する機会を楽しみにしていました。

それぞれの学校の報告です。

Middleton Grange School
ミドルトングランジは、CCELからバスで10分ほどの場所にあり、日本の小中高が一つになっていて、全校生徒は約1400名の比較的大きな学校です。香里の生徒2名に対して、1人のバディが付いてくれ、授業を一緒に受けます。バディとの初対面では、みんな一様に緊張していましたが、バディが丁寧に教えてくれることで緊張も徐々にほぐれました。英語、数学、化学、生物などの授業を一緒に受けて、中には日本でも教わっていないような難しい数学の単元まで習い、理解した生徒もいました。また、日本語が通じる生徒がいたことに感動!困ったときには日本語が使えるという安心感が、より活動意欲を掻き立ててくれたようです。

Rangiora New Life School
ランギオーラニューライフは、バスで30分ほど離れた場所にあり、同じく小中高の生徒がいる学校ですが、全校生徒は470名ほどの小規模の学校です。到着した私たちを、マオリの伝統的なセレモニーで歓迎してくださりました。初めて見るマオリの歌や踊りの迫力に感動!小さい子たちも後ろで歌い、踊っていて、とても可愛らしかったです。ニュージーランドでは小さい頃からマオリの文化が身近にあるということがよくわかりました。また、鼻と鼻とを合わせるhongiという伝統的な挨拶もしました。hongiとは、お互いの空気を共有、交換するという意味で、この挨拶を通してお互いの魂を交換する、つまり相手を仲間として受け入れるという考えだそうです。セレモニーの後、バディが迎えに来てくれました。こちらの学校では、1人ずつバディが付きます。5・6時間目の授業を一緒に受けました。中にはソファに座りながらの授業だったので、しばらくの間、授業ではなく単なる集まりだと思っていたなんていう人も。英語が速くて難しかったけれど、貴重な体験ができたようです。

どちらの学校に行った生徒も、次の訪問を楽しみにしていました。次回は金曜日の午後に訪問します。少しづつ、ニュージーランド生活に慣れてきています。

7月30日(月)

週の始まり月曜日。いよいよ今日からCCELでの授業が始まります。CCELはChristchurch College of Englishの略で、カンタベリー大学内にある語学学校です。学校までは、ホストファミリーに送ってもらう人もいますが、多くは自力でバスか徒歩で登校することになっています。さて、みんな無事に登校して来れるでしょうか?

少し心配していましたが、次々と元気な姿を見せてくれました。「おはよう!」と挨拶して座ると、2日ぶりに会う友達とのお喋りが止まりません!テーマは「うちのホストファミリー」。家族のキャラクター、同居人の留学生、びっくりしたこと、通じた英語・通じなかった英語、困ったこと、嬉しかったこと、ペットのこと、週末のこと…みんな口々に話しては笑っていました。中にはうまくいかないこともあるようですが、笑えているので滑り出しは上々です。

全員が揃ったところで、オリエンテーションが始まりました。校長先生からご挨拶をいただいた後、先生の紹介がありました。今回の25名は、2クラスに分かれていて、クリスチャンとエリザベスが先生たちの名前です。それぞれの先生たちについて行き、授業が始まりました。授業を覗いてみましたが、ついつい日本語が先に出てしまうようです。数日経てば、パッと英語が出るようになっていますように!

授業の後は、ランチタイムです。CCEL内のカフェテリアで購入します。ハンバーガー、ポテト、ドーナツ、スープなど定番の食べ物の他に、お寿司やおにぎりも売っているのですが、一番人気はポテトでした。そして、ちょうど今日がお誕生日の生徒がいたので、大きなケーキでお祝いしました。海外での誕生日も思い出に残りますね。

午後は、バスに乗って、シティツアーに出発です。先生の1人、エリザベスが案内してくれました。クライストチャーチの街は2011年の地震の影響が今も残っています。最初に訪れたCardboard Cathedral Transitionalは、段ボールで出来ている臨時の大聖堂です。もちろん、全て段ボールという訳ではなく、入り口はガラスですが、骨組みなどできる限り、段ボールで作られているそうです。中に入ってみて「これが本当に段ボール?」とみんな驚いていました。次に、その臨時の教会が造られる原因となったChrist Church Cathedralへ。街の中心にあるこの大聖堂は、地震で尖塔が崩壊した姿のまま残されています。地震の後、修復して再建するか、解体して新築するかを長い間、政府と協会側で協
議してきたそうですが、つい数ヶ月前に、修復して再建することが決まったそうです。大阪でも大きな地震があったところなので、地震で崩壊した姿を目の当たりにし、改めて地震の怖さを感じました。その後は、街を歩き、いろんな景色を見ながら、アートギャラリーの建物へ。建 物の中には入っていませんが、この建物の周りには、なかなか前衛的なアートがいっぱいです。一番目を引くのは、建物の屋上にそびえ立つ手?人形?顔? シュールすぎて、アートってよく分からない…と、つい言ってしまいそうなオブジェです。みんな、写真を撮りまくっていました。
最後にお土産物屋さんに寄りました。「誰々にはこれがいいかなぁ」「もっといい物、他にもあるかなぁ」とみんな、真剣に友達や家族のお土産を考えていました。相手が喜んでくれる顔を想像しながらのお買い物は楽しいですね。昨日は時々雨のどんよりとした曇り空だったのですが、今日はキレイな青空が広がり、シティツアーには最適の日でした。

バスで学校に戻り、それぞれ帰宅します。今朝は初日ということで、送ってもらった人も多かったようですが、帰りはバスに乗って自分で帰る人がほとんどでした。治安もいいし、いざとなれば先生たちも駆けつけられるから大丈夫とは言うものの、不安いっぱい。でもこのバスの大冒険は、きっと大きな成長につながることでしょう。明日は現地校を訪問します。地元の学校を見るのが楽しみです。

7月27日(金)

約10時間のフライトの後、オークランドに到着しました。南半球なので季節は冬です。ここ最近の大阪の暑さに慣れていた私たちにとっては、いきなりやってきた冬で、身体もびっくりです。オークランドは快晴で、寒いですが少し羽織るくらいで大丈夫でした。

ここから国内線を乗り継いでクライストチャーチに向かいますが、空港の混雑により、乗り継ぎが間に合わないというハプニングが起こってしまいました。結局3時間後のフライトに変更してもらったため、空港内で各自、お昼ご飯をゆっくり食べることになりました。早速、英語で注文するという状況にドキドキ。サンドイッチやハンバーガーを食べていましたが、「ビッグマックを注文したのに、ポテトが出てきた!なんで?」という人も。何事も経験ですね。その後、ゲートで待っている時に、綺麗な虹を見ることができました。「このフライトになったからこの虹も見れたし、よかったと思っとこ!」と言っている人たちもいました。ハプニングも冷静に受け入れ、とても前向きな25名です。体調も崩すことなく、みんな元気です。

クライストチャーチに到着すると、さらに気温は低く、同じニュージーランドでも北島と南島では違うということを実感しました。荷物をピックアップし、バスに乗り込み、語学学校CCEL校へ向かいます。到着後、先生からご挨拶をいただき、スタッフの方から月曜日の授業に関する簡単な説明を受けました。そして、いよいよホストファミリーと対面です。到着したホストファミリーは名前を書いた紙を持っています。「自分のホストの人かなぁ?」「どんな人かなぁ?」とみんな、緊張と期待が入り混じる表情をしながら、ホストファミリーが入ってくるドアを見つめていました。自分の名前が呼ばれると、近づいて”Hi, nice to meet you!” と挨拶して握手。ホームステイ生活の始まりです。緊張しながらも、それぞれのお家に帰って行きました。明日明後日は週末なので、終日ホストファミリーと過ごします。どんな経験をするのでしょうか? 月曜日の報告をお待ちください。

7月26日

今日から約3週間のニュージーランド語学研修が始まります。夏の語学研修は、カナダとニュージーランドを隔年で実施しており、今回は2回目のニュージーランドで、中3~高3の25名が参加しています。
17時に伊丹空港を出発し、予定通り羽田空港に到着しました。国内線から国際線へのターミナル移動はバスに乗りました。国際線のターミナルに来ると、周りに外国人が多く、色んな言葉が聞こえ、生徒たちは海外に行くんだと実感していました。
「出国手続きをした後、約2時間ほど夜ご飯を食べる自由時間がありました。フードコートでは、しばらく食べることができない日本食、うどんやラーメン、丼が人気でしたが、中にはたこ焼きを食べる人も!
その後、出発ゲートに集合し、いよいよニュージーランドに出発です。充実した語学研修になりますように!