第5日目~6日目 2月2日日曜日~3日月曜日
ハワイ時間2月2日日曜日は帰国の日でした。3便に分かれての帰国で、起床、朝食の時間からクラスごとに異なります。慣れ親しんだホテルともお別れ、ホノルル国際空港へ向かいます。「もう帰国か…」と感傷的になる生徒もいました。短期間ではありましたが、非常に内容の濃いプログラムでしたので、お土産だけでなく思い出もきっとたくさん心の中に詰まっていることでしょう。
ホノルル国際空港での税関検査や出国審査は、思ったよりスムーズに行えました。あとは一路関西国際空港へ…そして機内で日付変更線を超えて、日本時間2月3日月曜日、各便遅延なく到着、無事解散しました。
期間中、現地交流プログラムではPunahou School、Hawaii Baptist Academy、マキキ聖城キリスト教会、LbE Hawaiiの皆様には大変お世話になりました。ありがとうございました。また、修学旅行の準備から現地アクティビティ、帰国までのすべてにおいて大変お世話になりましたJTBの添乗員の皆様と、本隊に帯同してくださった看護師の方々には、言い尽くせぬ感謝の気持ちで一杯です。心より感謝申し上げます。
今回の修学旅行が、参加生徒諸君の心にいつまでも残りますように。そして、不参加の生徒諸君にもいつか何かの素敵な繋がりが持てますように。Aloha & Mahalo nui loa!
第4日目 2月1日土曜日
インターネットにうまく接続できない状態があり、更新が遅くなり申し訳ありませんでした。
今日は曇りでしたが、時々晴れ、時々スコールといった、いかにもハワイらしい天候でした。本日の活動内容はコース別プログラムで、生徒たちが班別自主研修と同様に楽しみにしているものでした。
クアロア牧場: 映画ツアーは、ジュラシックパーク等の撮影に使用された場所をバスで巡りました。乗馬では、広大な牧場内を約1時間のんびりと散策しました。シークレットアイランドでは、海で泳いだり、写真を撮ったり、浜辺で遊んだりしていました。
観光コース: ノースショアへ移動して、まずは日本でもいろいろな果物でお馴染みのドールプランテーションを見学しました。アリイビーチパーク(ウミガメ浜)ではその名の通り、ウミガメに出会えました。昼食はハレイワタウンで自由食でした。最後にはシーライフパークを訪れるという、盛りだくさんの内容でした。
天国の海: 遠浅の美しい海で、シュノーケリング、バナナボート、スタンドアップパドル、海の中でバレーボールなどを楽しみました。午前に行ったグループは、午後はダイヤモンドヘッドに登る予定でしたが、天候不良のためハナウマ湾に行き先を変更しました。反対に、午後に天国の海を訪れたグループは、午前中にダイヤモンドヘッドに登ることができました。ガイドブック等でお馴染みの美しい景色が山頂から見渡せました。
サーフィン: 2グループに分けた生徒を、それぞれ5人のインストラクターの方々が指導してくださいました。まずは陸上でサーフボードの扱い方、パドリング、立ち上がり方等について説明を受けました。続いていよいよ海に入って実践ですが、最初はなかなかパドリングや海上でのボードの操作がうまくいきませんでした。しかし一旦コツを掴み出すと、皆んなどんどんできるようになっていきました。
天気が急変する1日でしたが、その分日中には各所で何回も虹を見ることができました。車のナンバープレートにも虹のデザインが施されていることに気づいていたかな?
夕食は田中オブ東京でいただきました。美味しいお肉はもちろんのこと、シェフによるパフォーマンスも楽しみながらの食事でした。
また、修学旅行期間中、参加しなかった生徒たちは、学年担当の先生方だけでなく、過去に教わったことのある先生方や生徒によっては初めて教わる先生方にも授業を行っていただきました。普段とはまた違う雰囲気の中での授業だったかとは思いますが、貴重な経験になったことでしょう。大変お疲れ様でした。授業をしてくださった先生方、ありがとうございました!
早いもので、いよいよ帰国の途につきます。次回の更新は、日本時間2月3日月曜日の晩以降になります。
また、解散のご連絡は、ハワイアン、デルタ、JAL全便が到着後に、保護者の方にClassiにてさせていただく予定です。ご了承ください。
第3日目 1月31日金曜日
多少雲が出ているものの、天気は今日も晴れ。午前中は3隊に分かれて平和学習を行ないました。いずれの施設もフォードアイランドにあるアメリカ軍の敷地内にあり、訪問前のセキュリティチェックも大変厳重に行なわれています。軍の敷地内に入ることは日本国内では無いことなので、各施設に行く前に、程よい緊張感が生まれました。
戦艦ミズーリ: 1945年9月2日、マッカーサー元帥率いる連合国軍側と重光葵全権率いる日本政府代表との間で第二次世界大戦の降伏文書調印式がこの艦上で行われ、戦争は正式に終結しました。第二次世界大戦、朝鮮戦争、湾岸戦争では主戦艦として活躍していましたが、1992年に引退、1999年1月から記念館として一般公開され、ミズーリ号がたどった歴史を世界中の人々に伝えています。
アリゾナ記念館: 戦艦アリゾナは、他の多くの戦艦と同じく、旧日本軍による真珠湾攻撃により1000人を超える乗組員とともに沈没し、今もそのまま残されています。そのアリゾナを跨ぐように、真珠湾海上に作られているのがアリゾナ記念館です。事前学習で学んだこともあり、鎮魂の思いを感じながら神妙な様子で見学していました。
太平洋航空博物館: 日本人ガイドの方から、館内の説明だけでなく、真珠湾攻撃の当時の様子や、ある日本人操縦士のエピソードなどを紹介していただきました。また、旧格納庫を改装した館内には、日本の零戦やアメリカのB25爆撃機といった歴史的な戦闘機が展示されてあり、操縦体験をしたりして、短時間でしたがみんな熱心に聞いて、充実した時間を過ごしました。
いずれのグループの生徒も、ガイドの方からそれぞれの施設の概要や説明をしていただきながらの見学になりましたが、思うところや考えることも多くあったようで、深い学びができました。私たちはこれからも戦争の悲惨さと今日の平和の意義を学び続け、過去の歴史を決して忘れてはなりません。
午後は、生徒たちが最も楽しみにしている班別自主研修でした。班ごとに事前に計画した行動表に基き、チェックポイントを通過しながら、指定時間内にホテルに戻ってくると言うものでした。写真を撮ったり、買い物袋を抱え、時折り小銭の支払いに苦労しながら、市内散策、買い物、食事等を楽しんでいました。ホテル帰着後の生徒たちの感想も、楽しかった!美味しかった!と大満足のようでした。
第2日目 1月30日木曜日
本日も天気は晴れ。過ごし良い一日でした。午前は現地校との交流プログラムでした。
プナホウスクール訪問:グループに分かれ、2時間、日本語の授業に入りました。授業では、お互いに日本語と英語で、自己紹介をしたり、ゲームをしたり、用意して来た日本を紹介するプレゼンテーションをしたりしました。プレゼンは、準備してきた成果が出せるか心配していましたが、みんな緊張しながらも頑張っていました。プナホウ側の生徒たちも、日本語でハワイについてのプレゼンをしてくれ、興味深く聞いていました。その後、グループごとにプナホウの生徒がキャンパスツアーに連れて行ってくれました。素晴らしいキャンパスを晴天の中歩き、ランチを食べ、笑顔で集合場所に戻ってきました。短い時間でしたが、素敵な学校体験ができました。
ハワイ・バプティスト・アカデミー(HBA)訪問: バス到着時にはバディからレイをかけてもらい、温かなお出迎えをしていただき、バディとの面会の緊張もほぐれました。場所を移して簡単にプログラムの流れを説明してもらい、全校集会に参加させていただきました。HBAの校長先生のご挨拶の後、生徒によるフラの演技と日本語の授業を受講している生徒による歌の披露をしていただきました。本校校長からも挨拶をしていただいた後、生徒からダンス演技の披露を行ないました。その後はバディの授業に一緒に参加するなどして、短い時間でしたが、相互交流を深めました。古くからある建物と新しい建物、それに自然が加わり、落ち着いた環境での滞在は非常に有意義でした。
マキキ聖城キリスト協会訪問: 2部構成で進め、第1部では、普段の礼拝のようなことをしました。その中に、同志社香里とマキキ協会の紹介をし合いました。同志社香里の紹介では、生徒がパワーポイントを使って英語で学校と大阪の紹介をしました。かなり好評でした。また、フラを踊っていただき、藤浪牧師のお言葉をいただきました。第2部は分科会で、ゴスペルフラ、ウクレレ演奏、リボンレイ製作、プリスクールの子どもたちとの交流、の4つに分かれました。ゴルペルフラとウクレレは、指導を受けたあと、発表をしました。今回、マキキにダンス部の生徒が数名おり、先方の希望により、即興でダンスをすることになりました。快く受け入れてくれ、かなり喜んでもらえました。最後に集合写真をとって終わりました。全体的に充実しており、満足度の高いコースでした。
ハワイ大学の学生との交流: 広大なハワイ大学のキャンパスをお借りして、英語に親しむ体験プログラムに参加しました。本校生徒数名一組のグループ毎に一名のアイランダー(現地学生)がつき、「恥ずかしがらず」「失敗OK!」をキーワードにたくさん会話するプログラムで、お互いの自己紹介から始まってアイランダーからのプレゼンテーションを聴き、次には本校生徒が授業で準備してきたプレゼンテーションを披露する、などテンポ良く進む中で雰囲気よく会話が弾んでいました。他にもグループ対抗のクイズ大会、体を動かすチャレンジなど盛り沢山で、充実した内容のプログラムとなりました。3時間程でしたが英語漬けの機会を経て、少し英語力もアップできたかな?
午後はポリネシア文化センター(PCC)を訪れました。ここではポリネシアの島国の伝統や文化を学習したり体験したりできます。生徒たちはクラス毎にカヌーに乗って園内を紹介してもらったり、トンガ、ハワイ、アオテアロア(ニュージーランド)、サモア、タヒチ、フィジーの各ビレッジのいくつかを訪れました。ドラムの演奏に飛び入り参加したり、入れ墨を模したペイントを施してもらったりして、大変楽しんでおりました。ビュッフェ形式の夕食をいただいた後には、イブニングショーを観賞しました。ポリネシアの文化を通して、主人公の男性が様々な体験を通して立派な大人になっていく様子を描いた壮大なショーでした。ショーの中では歌やダンスはもちろん、フラやハカ、ファイヤーナイフダンス等も盛り込まれており、迫力のある演技を楽しんでいました。
ホテル到着後は明日のスケジュールに備えて、すぐに就寝としました。明日の午前はは平和学習、午後は班別自主研修の予定です。
第1日目 1月29日水曜日
ハワイアン、デルタ、日本航空、各便とも定刻通りに関西国際空港を出発し、空路ホノルル国際空港へ向かいました。
現地ハワイの気温は27℃、天気晴れ。空港到着後すぐにモアナルアガーデンへ向かいました。ここには、「この木何の木気になる木〜」のフレーズでお馴染みのCMに出てくるモンキーポッドと呼ばれる木がたくさんあります。青空と木の葉の緑色のコントラストが素敵でした。
昼食はアロハタワーのすぐ近くにあるゴードンビアシュというレストランでロコモコをいただきました。本場初のハワイアンフードに満足気でした。
アラモアナ公園に隣接するマジックアイランドでは、本修学旅行で初めて見るハワイの青く輝く海に心を弾ませておりました。天気も良かったので、いかにもハワイらしい美しい景色を堪能できました。
ビショップ博物館では、あらかじめ古本先生が準備してくださったワークシートに取り組みながら、ハワイ固有の文化や自然について学びました。
Walmartでは飲料水や補食の購入を楽しみました。初めて見るスナック菓子、濃い色のジュース、大量に売られている色々な物に、生徒たちは興味津々でした。
長い初日(実際はほぼ丸2日…)を終えて滞在先のアロヒラニホテルに到着したのは18時前。流石に疲労の色は隠せませんが、食欲も旺盛で、夕食もしっかりと食べていました。
明日の午前は現地との交流プログラム、午後はポリネシア文化センター訪問と、長い1日になります。まずは睡眠と栄養をしっかり補給し、明日に備えたいと思います。