本日11月7日(土)、あいにくの曇り空でしたが、無事文化祭が実施されました。
コロナ渦で何かと異例づくめの学校行事となり、文化祭も本校生徒と教職員のみの参加での実施となりました。
昨日の開会式は、例年だと香真館で行いますが、中高一斉に各HR教室へライブ配信を行いました。開会式後は、すぐに準備に取り掛かりました。
本校の文化祭は、各クラスによる出し物(展示、劇、または映像作品)、文化系クラブの研究発表や展示、有志団体によるステージ上でのパフォーマンス(楽器演奏、ダンス、漫才等)、クラブによる模擬店、そしてPTAの方による模擬店やバザー、そしてお茶席等で、毎年大いに賑わいます。また、夕方には高校生のみで行う後夜祭があり、高校3年生が中心となって音楽やお笑いのプログラムを組んで、こちらも大変盛り上がります。
残念ながら今年は模擬店、バザー、お茶席、体育館ロックが実施できなかった上、メディアセンター建設に伴い中庭が使用できないため、場所を食堂横の駐車スペースに移しての「食堂横ステージ」に変更、密を避けるために香真館や食堂横ステージも入場を制限しながらの実施となりました。
そんな色々な制限が多い中でもさすがは本校生徒、各クラスやクラブ等の展示やパフォーマンスはクオリティの大変高く、在校生諸君も大いに楽しんでおりました。また、ライブ配信による展示教室の案内は、高校生徒自治会会長自らが各教室を訪れ、代表者にインタビューをするなど工夫を凝らした内容になりました。
今年のテーマは「STAY KORI ~皆の心は三密に~」でした。文化祭パンフレットでは、校長先生が「物理的な距離はしっかり取りながら、しかし人と人との心の距離は縮めてほしい」と述べられ、PTA会長も「(保護者は)文化祭を直接見れないが、やりきった充実感あふれる表情をお家にもテイクアウトしてほしい」と述べられました。保護者や卒業生の皆さまはもとより、受験生の皆さまや近隣の皆さまにもご来校いただき、本校の文化祭をご覧いただきたかったのですが、このような形の文化祭でも皆さまと繋がり続けられたらなと思います。
文化祭実施に際しましては、近隣の皆様には多大なご迷惑をおかけしました。ご理解とご協力を賜りましたことにお礼を申し上げます。