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行事ニュース

ヌエーバ交流プログラム 8~9日目

■3月30日(木)■

今日も高校生は学校が休みです。昼間は、すっかり仲良くなった日米の仲間で楽しく過ごしたことでしょう。夜にはNUEVAの男子生徒のお宅でBBQパーティーがあって、全員が招かれていました。写真を見せてもらうと、みんなでバスケットボールをしたり、カラオケをしたり、高校生らしい明るい笑顔にあふれていました。翌日のお別れがますますつらくなりますね。

 

中学生は学校で過ごす最後の1日でした。生徒たちはすっかり慣れて、NUEVAの生徒に頼らなくても校内をリラックスして歩きまわっています。今日も日本の生徒のために3種類の特別授業を用意してくださっていて、1つ目はLEDの豆電球と電池を使ってポスト・カードを作る体験、残りの2つは楽器のスチール・ドラムを演奏する体験と源氏物語の英語翻訳版を読むという授業です。

 

また、同志社の四中学の生徒が、今回のホーム・ステイに関わってくれた生徒たちに対してスピーチや発表を行いました。テーマは、アメリカに来て感じたことや、NUEVAの皆さんに感謝したいことです。香里の生徒は笑いの要素やお客さんとの絡みを織り交ぜて、おもしろくてメッセージ性のある発表を目指しました。結果は…とても上手にできました!NUEVAの生徒や先生が大爆笑してくれてとても嬉しかったですね。

 

■3月31日(金)■

 

今日は日本に帰る日です。中学生は学校に行って、NUEVAの生徒とお別れ会をしました。香里の生徒たちは、アメリカでの生活が楽しくて、ずっとここにいたいと言っています。仲良くなったNUEVAの子たちとのお別れも寂しいですが、今回お世話になったNUEVAの中学生は研修旅行で5月に来日します。その時に会えるので、お別れと言っても前向きな空気が流れています。

 

高校生は、今日も学校が休みなので、ホスト・ファミリーと一緒に直接空港へ来ました。高校生は去る2月にすでにNUEVA の皆さんは来日していて、今回私たちが訪問したことによって交流プログラムが完結します。たくさんの思い出を共有して、絆が芽生えたあとなので、涙涙の後ろ髪引かれるお別れでした。

 

飛行機が無事飛び立ちましたので、日付が変わって4月1日(土)に日本に帰ります。

 

海外研修は、経験したことのない方には英語の力をつけるために行くものだと誤解されがちですが、多様性を受け容れて、自分らしさを表現できるようになるための経験だとも言えます。2020年の春にパンデミックが起こって以来、海外研修はもっともハードルが高い学校行事の一つでした。NUEVA交流プログラムを再開させるために奮闘された先生方がいて、協力してくださったご家族がいて、そのおかげでこのような心温まる人と人との交流を再び経験することができました。ご尽力いただいた日米の先生方や保護者の皆様、プログラムに参加して前向きに取り組んだ日米の生徒、すべての人に感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。