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行事ニュース

高2ハワイ修学旅行4日目(現地1月30日(土))

1月30日(土)

今日でいよいよハワイ修学旅行も最終日です。最後のプログラムは「天国の海」と「クアロア牧場」に分かれてのアクティビティーです。

今朝も雲ひとつない快晴の空が上空に広がりました。このハワイ修学旅行滞在中に雨が一滴も降らなかったのはとても珍しいこと。オアフ島全体が、生徒のみなさんの思い出作りの力強い援軍です!

ここ数日の晴天の効果が、最後のプログラムで活きてきました!「天国の海」「ハナウマ湾」「シークレットアイランド」…行くところ行くところ、息を飲むような大変美しい海岸の光景。この先このような美しい光景に出会えるのは、一体いつになるのでしょうか…。

 

【天国の海】

朝ホテルを出発して、ダイヤモンドヘッド登山へ。天候もよく、絶好の登山日和。頂上からの眺めはホノルル一体を見渡すことができ、どこまでも続く地平線を眺めました。

オアフ島の北東に位置するカネオヘ湾の地域は、どちらかというと天候が不安定で雨が降りやすいとのことですが、ここ数日の快晴の影響で、生徒たちの目の前にはたいへん美しい大海原の光景が見えました。船に乗って沖のほうへ。昼食にカレーライスを食べて、そこでバナナボート・シュノーケリング・スタンドアップパドルを行いました。それぞれにインストラクターがつき、説明や支援をしていただきました。バナナボートは、とにかく「ボートから離れないように!」と必死にしがみつく姿が!「キャー」「ウォー」という叫び声も連発し、とても楽しそうでした。シュノーケリングも珊瑚礁やきれいな魚を見ることができ、スタンドアップパドルも上手にでき、天候のよさも加わって大変楽しい時間を過ごしました。

 

【クアロア牧場】

午前中にクアロア牧場に行くグループと、午後にクアロア牧場に行くグループとに分かれて活動。順番は午前と午後で異なりますが、クアロア牧場以外にもハナウマ湾やダイヤモンドヘッド見晴らし台、ハロナ潮吹き岩、マカプウポイントに行き、美しい景色を背景にあちこちで記念撮影。あまりの美しさに心を奪われたのでしょうか、景色に見とれすぎて再集合を忘れてしまうような生徒も何人か出ました…!?

クアロア牧場では乗馬・ジープ・バギー・映画村に分かれてそれぞれ活動。バギーは操作自体はやさしいのですが、なかなか思うようにいかない様子。健闘むなしく、安全を考えて途中で降ろされてしまう生徒もグループによっては続出したとか…。映画村では車に乗って「ジュラシックパーク」の撮影された現場へ。スタッフから場を盛り上げて説明してもらい、眺めのいいところで記念撮影。運転手の楽しいトークも交えて、車を降りたときには満足感いっぱいの笑顔でした。

浜辺のあるシークレットアイランドへはカヌーで渡り、浜辺でランチ。浜辺についてからはスタンドアップパドルをしたり、バレーボールをしたり、ハンモックでリラックスしたり…と、各自が楽しんで過ごしました。

 

それぞれの活動を終え夕方にホテルに到着後は、近くにあるレストランへ。最終日の夕食を楽しみました。ところどころで行われたファイアーダンスやフラのショーも生徒たちの目を釘付け。2回目のショーが終わったあとに、なんと「サプライズ」が!この修学旅行期間に誕生日を迎えた生徒たちへの「誕生会」が行なわれました。学年全体での「ハッピーバースディ〜♪」の歌も一体感があってとてもいい雰囲気でした。ホテルへ向かう帰り道の生徒たちの背中を見ていると、「今日も1日とても楽しかった!」というのがありありと見える、そんな修学旅行最終日でした。

明日日本へ帰国しますが、あちこちで「もっとハワイにいたい!」という声が聞こえてきます。この修学旅行期間、いろんなところでたくさんの人からhospitalityを受けました。学校交流では、事前学習のemail exchangeで知り合った生徒から個別に手紙をいただき、感動した生徒もいました。サン・デクジュペリの「星の王子様」の中に「肝心なことは、目には見えないんだ」(What is essential is invisible to the eye.)というセリフがあります。日本に帰国すれば目の前には日本での日常の生活が待っています。ハワイでの様々な出会いは目には見えませんが、この修学旅行のことを思い出しながら、見えないところで自分たちへのたくさんのhospitality・応援があるのだ、と思い、いつも心の支えにして欲しいと願います。

また今回の修学旅行では、この学年の生徒たちの人柄のよさ、他人を気遣う心優しい言動がたくさん見られたのもよかったです。そういったことも、今回の修学旅行が充実した要因でもあると思います。

明日は午前9時頃にホテルを出発しホノルル空港へ。先発隊はデルタ277便で、後発隊はJAL791便でそれぞれ帰国の途へ向かいます。約10時間のフライトの後、先発隊は日本時間2月1日の午後6時ごろ、後発隊は午後6時15分に関西国際空港に到着予定です。

今回の修学旅行の思い出を胸に、帰国してもこの調子で頑張ってほしいと思います!

 

1月29日(金)

修学旅行も今日から後半。今朝も雲ひとつない、清々しい快晴の空の下、活動が始まりました。この時期にここまで快晴が続くのも珍しいこと。ハワイの空も、高校2年生の修学旅行の楽しい思い出作りを応援しているかのようにも感じられます。

今日はアリゾナメモリアルを訪問するグループと、ミズーリ号・太平洋航空博物館を見学するグループとに分かれての活動です。

【アリゾナメモリアル】

アリゾナメモリアルは、1941年12月7日(ハワイ時間)に発生した真珠湾攻撃によって撃沈された戦艦アリゾナ号の真上に建設された施設で、毎年100万人以上の人々が訪れています。現在でもアリゾナ号からはオイルが漏れだしており、海面まで上昇しているのを目視できる状態です。記念館の一番奥は慰霊スペースになっており、真珠湾攻撃で戦死したアリゾナの乗組員全員の名前が大理石に刻まれています。オイルや大理石の壁を見て、この地で起こった戦いを実感する事ができたことでしょう。

【戦艦ミズーリ号】

1945年9月2日の大日本帝国の降伏文書調印式が執り行われたことでも有名な戦艦ミズーリ号の見学の際、ガイドさんからの大変詳しい説明があり、目の前で、このミズーリ号で起こったことがリアルタイムに行われているかのようでした。調印式が行われた現場やその写真を見たり、砲台の威力についての説明、そして生徒たちが一番神妙に聞いていたのは戦闘機でミズーリ号に激突したパイロットと、そのあとの水葬にまつわる話でした。実際に戦闘機がぶつかって、船体の端がへこんでいるままの状態を見て、考えることもたくさんあったことでしょう。

【太平洋航空博物館】

数年前までは、一般の訪問では見学できなかった施設にも今回は行くことができました。博物館にもガイドさんがついてくださり、とても丁寧に、詳しく説明をしていただきました。実際に第二次世界大戦中に飛行していた機体や、墜落した当時そのままの残骸を見たり、と大変貴重な見学会となりました。この真珠湾攻撃での、教科書の記載にはないような詳しい背景や、戦闘機にどうしてそのような名前がついたのか、(たとえば零戦は、どうしてそのような名前になったのか)など、深い知識まで享受していただき、もっと調べてみたい、と思った生徒もいたことでしょう。また、博物館の隣にある倉庫には飛行機やエンジンがたくさん置いてあり、飛行機が大好きな生徒がいろいろと熱心に質問をしたり話を聞いたりしている様子が印象的でした。

それぞれの場所での見学を終え、バスでホテルに戻った後は班別自主研修に出かけました。雲は出ていたものの、快晴の下での班別自主研修となりました。各班事前に調べて計画を立ててコースにのっとって、順調な滑り出し…!?とはいかない班もあったかな?

ハワイ出雲大社へ出かけて行った班にとっては、到着するまでが「ドキドキ」「ハラハラ」のアドベンチャーだったようです。バスに乗り、チケットを手にして「これ、どういう意味だろ?」から始まり、バス停の名前がアナウンスされるたびに「ここ違う…」「まだ着かないのか…?」と落ち着かない様子。バス停に着いてからもどのような道のりか、不安を抱えながらも前に進み、やっと到着した時には大変安堵したそうです。他の班も同じような経験をたくさん踏んだようで、「バスが思っていたよりも混んでいた」「食事のオーダーがうまくいかない」「予約を変えたいのだけど…」とあちこちで奮闘。一生懸命班のメンバーで考えながら乗り切ったようですが、こういったことも、時が経てば懐かしい、いい思い出としていつまでも心の中の糧になるに違いありません。

いつもこのときに頑張ったことや、楽しかったことを思い出してほしいと思います。

なんと明日がハワイで1日過ごす最後の日。ようやく慣れてきて「まだまだハワイにいたい!」と思う人もいるのでは…?明日はコース別で「天国の海」「クアロア牧場」にそれぞれ向かいます。明日も天候に恵まれて、充実した1日となりますように!

 

1月28日(木)

今のハワイは雨季にあたるそうですが、今朝も快晴の空の下、修学旅行の活動のスタートです!今日は午前中に学校・教会訪問が行われ、昼食時間をはさみ、午後はポリネシアン文化センターに向かいました。

午前中の学校・教会訪問は班ごとに分かれて、プナホウスクール・ハワイバプティストアカデミー・マキキ教会にそれぞれ訪問しました。各コースでの生徒たちの様子はいかに…?

【プナホウスクール】

アメリカのオバマ大統領が卒業したことで有名なプナホウスクールに、約40名が訪問して授業に参加させていただきました。今年度の訪問では、日本語の授業に参加し、その授業の中で同志社香里からは「日本に関する、英語によるプレゼンテーション」を発表しました。テーマはいろいろで、「日本のサブカルチャーについて」「日本の年間行事」「大阪について」「JK」「日本のポップミュージック」「(ハワイでデビューをした)嵐について」「日本のアニメ」というそれぞれの班で、工夫の凝らしたプレゼンテーションをすることができました。

プナホウの生徒を目の前にしての英語によるプレゼンテーション。原稿を見ずに一生懸命英語で説明、そして質疑応答している姿は、普段の授業の何倍もの緊張感が伺えましたが、大変、貴重な経験となったことでしょう。プレゼンの途中でダンスをしたり、プレゼン後のゲームでも積極的に英語を用いて交流を深めようとする様子が印象的でした。

プナホウを出発する直前には、日本語クラスの生徒からマジックを披露してもらったり、フラダンスを踊ってもらったり…と、最後の最後まで歓待を受け、生徒たちも大変感動してプナホウスクールを後にしました。多くの卒業生がハーバード大学などの「アイビーリーグ」の大学に進学する、超名門校の生徒たちから、人柄の良さ、心の温かさに溢れた交流を受けることができ、同志社香里の生徒たちの心にもいつまでも残る学校訪問となりました。

【ハワイバプティストアカデミー(HBA)】

ハワイバプティストアカデミーには150名ほどが学校訪問を行いました。まず、HBAの生徒による学校の紹介のプレゼンテーションがあり、フラの踊り方を教えてもらいました。礼拝ではHBAの全校生徒が集い、生徒による奨励や音楽の演奏なども行われました。同志社香里からは南中ソーランと、座頭市のダンスパフォーマンスを行い、大変な盛り上がりを見せました。忙しい最中に準備を重ね、最高の舞台を披露し、HBAの生徒たちとの一体感を感じた時間となりました。

その後はゲームタイム。お互いの写真を見せ合っての自己紹介やジャンケンをしながらムカデのようにつながっていくゲームなどをし、楽しい時間を過ごすことができました。キャンパスツアーもしていただき、今年もhospitalityいっぱいの歓待を受けました。

【マキキ教会】

教会に到着し、まずは礼拝が行われました。フラダンスを踊りながらの賛美歌に、普段の礼拝のときの賛美歌とは違った形式に、新鮮な驚きもあったことでしょう。その後は、教会のそばにある幼稚園のこどもたちとの交流タイムです。2歳から5歳までのこどもたちと一緒にお遊戯をしたり、同志社香里の生徒による寸劇のクイズ大会、折り紙の折り方を説明したり、一緒に折ってあげたりしました。小さな子供達に英語で説明するのはとても大変なことだということも実感したことと思います。それでも、食い入るように見つめる子供達の視線に、高校生の「お兄さん、お姉さん」たちも気持ちに応えようと懸命な姿が印象的でした。

その後は英語によるお話があったり、中庭に移動して子供達と遊んだり、記念撮影をしたり、と充実した時間を過ごしました。無邪気な子供達とのふれあいに、生徒たちも満足して教会を後にしました。

 

それぞれの訪問を終えてからは、ポリネシアン文化センター(PCC)に向かいました。ハワイだけでなくタヒチやフィジー、トンガやサモアなどのポリネシア地域の人々の生活スタイルや歴史などを展示やアクティビティーを通して学習・体験することができました。カヌーに乗ったり、火を起こす体験をしてみたり、と普段の生活ではできないようなこともしました。

センター内での夕食を食べた後はショーを見ました。一人の青年の生まれてからの成長の記録がストーリーとなっており、ところどころの踊りや火を使ったパフォーマンスに生徒たちの視線も釘付けです。特にラストを飾るファイアーダンスには感嘆の声があちこちから上がり、最後、ショーが終わった後は出演者に惜しみない大きな拍手と歓声を送っていました。日常の学校生活では見られないような大きな拍手と歓声に、生徒たちの満足度も伺えます。

明日はアリゾナメモリアルとミズーリ・太平洋博物館へ行き、午後は班別自主研修に出かけます。早いもので、明日で修学旅行も後半の日程に突入。明日も素晴らしい天候の下、たくさんの楽しい思い出ができますように!

 

1月27日(水)

今日から待ちに待ったハワイ修学旅行のスタートです!この日のために、様々な学習、準備をしてきました。その成果があらわれるような6日間になってほしいと思います!

先発隊はデルタ便で、後発隊はJAL便で関西国際空港からそれぞれ出発し、約7時間弱のフライトを経てホノルル空港へ。飛行機の中ではそんなに睡眠もとれなかった生徒もいたようですが、異国情緒に刺激されて元気いっぱいの様子が印象的でした。

昼食は「ゴードンビアシュ」でロコモコをいただきました。快晴に恵まれて、非常に景色のいいところでの昼食会でした。改めてハワイにやってきたのだなあと実感した生徒も多かったようです。

先発隊と後発隊で順序は異なりますが、ビショップ博物館やある有名なCMでおなじみの「この木〜♪…」のあるモアナルアガーデンにも立ち寄り、そこではクラスで記念撮影も行いました。

ウォルマートでの買い物ではやや苦戦!?慣れない紙幣や硬貨を使うことにアタフタする姿もちらほら…。クラスによっては帰りのバスの中で、コインの種類のレクチャーもありました…!

夕方にホテルに到着し、夕食を食べて就寝しました。明日は学校訪問とポリネシアン文化センターでの活動が待っています。明日も天候に恵まれ、有意義な1日となりますように!