8月15日
ニュージーランド語学研修は午前中に全員無事に関空に到着しました。
出発の日はホストファミリーが送ってきてくれ、涙ながらの別れとなりました。
帰りはクライスチャーチからシンガポールに行き、いったん外にでて、皆で中華料理に食べに行き、マーライオンとナイトショーをみて束の間のシンガポール観光を楽しみました。
シンガポールを出発する頃にはみなクタクタの様子でしたが、感慨では久しぶりの家族との再会に笑顔がたくさん見られました。
ご協力いただいた、保護者の方、旅行会社の方、現地CCELの方など、皆さんに感謝したいと思います。
ありがとうございました。
8月12日
今日は朝から午後のプレゼンテーションに向けてリハーサルを行いました。先生からフィードバックをもらい、アイコンタクトや、話すボリュームに気をつけながら練習していました。
昼休憩をはさんで、farewell partyで披露する歌の練習をしました。歌は、Doshisha CollegeSongに加えて、皆が一度は歌ったことのある「翼をください」を歌うことになりました。卒業式などで歌われることも多いこの曲を歌いたい!という生徒からの提案により決まりました。
そしてそれぞれ最後のプレゼンテーションのリハーサルを行い、6時からのpartyまではフリータイムとなりました。
フリータイムの間は、CCELの前の芝生でバレーボールをしたり、バスケットボールをしたりして時間を過ごしました。
そしていよいよ本番。会場のセッティングをしていると、ホストファミリーが次々とやってきました。家族皆できてくれる家庭もあり、かなりの大人数の前で発表することに生徒たちも緊張しているようでした。
まずは校長先生からの挨拶があり、そのあとに1人1人クラスの先生から修了証書を受けとりました。
そして待ちに待ったプレゼンテーションが始まりました。
ニュージーランドについて発表するグループは、ニュージーランド固有の動物や、マオリの文化や習慣など、授業や学校訪問で学んだことを発表しました。
また、ニュージーランドと日本との違いを発表するグループは、食文化の違い、お風呂の入り方の違い、信号がたて向きであることや、電車がほとんどないことなど、自分たちが実際にニュージーランドを訪れて驚いたことをまとめていました。
ホストファミリーとの生活で感じたことを話したり、ポスターに工夫を凝らしたり、アイコンタクトをとるために一生懸命に内容を覚えてきたりと、それぞれのグループに特徴がありました。
かなり緊張していたようですが、皆堂々と話していたと思います。
その後は、何度も練習したDoshisha College Song と翼をくださいを歌いました。スクリーンに英語の歌詞を写してくださったので、ホストファミリーにも皆の思いが伝わっていたように感じました。
プレゼンテーションや歌の様子を見ているホストファミリーの方々は、本当に自分の子どもを見守るように温かい眼差しを向けてくださっていました。
この3週間、こんなにも温かく生徒たちを見てくださっていたのだなぁと、感動するばかりでした。
最後に、生徒の代表として高校三年生の生徒が挨拶をし、CCELの先生が滞在中の皆の様子をスライドショーにして流してくださいました。初日にホストファミリーと出会ったときの写真を見たりして、この3週間をじっくりと振り返ることができました。
そして皆で軽食を食べ、farewell partyはお開きとなりました。
明日は1日ホストファミリーと過ごし、明後日の朝、学校に集合して空港に向かいます。明日はきっと名残惜しい1日となると思います。
8月11日
午前中の授業では、環境問題について学びました。あるクラスではそれぞれ1つの環境問題を取り上げ、それが何故起こるのか、どのような影響があるのか、などをポスターにしていました。また、いよいよ明日に迫ったプレゼンテーションのリハーサルをして、先生からフィードバックをもらう、というクラスもありました。
午前中の授業を終え、午後は各グループに分かれての学校訪問。前回と同様に、Middleton GrangeとRangioraNewLifeへ向かいました。
全5回の訪問で、今回が最後となります。
MiddletonGrangeでは、はじめにバディと一緒のクラスで数学または生物の授業に参加しました。数学では、数式の英語の読み方、例えばXの二乗のことをXsquareと表わすなど新たな発見がありました。授業後に、farewellpartyが行われ、本校生徒一人ひとりに修了証が渡されました。その後、ケーキや飲み物がふるまわれ、交流の時間を持ちました。話しかけたり、一緒に写真をとったり、アドレスの交換をしたりと短い時間でしたが、積極的な様子が見受けられました。
Rangiora New Lifeでは、マオリの文化体験をしました。到着するとバディの生徒たちが出迎えてくれ、それぞれ久しぶりの顔合わせとなりました。
そしてマオリのクラスでは、まずサポートしてくれる生徒たちが、ハカで出迎えてくれ、堂々としたパフォーマンスを見せてくれました。その後はマオリ語の数字や体の部分を歌で覚えたり、マオリの伝統的な植物であるフラックスの葉を使って花飾りを作りました。途中からは小さな子どもたちもまざって、皆でマオリ語のゲームをしました。可愛らしいこちらの子どもたちがマオリ語で自己紹介をしてくれる場面もあり、ニュージーランドの人々が、どれほどにマオリの文化を大切にしているかが感じられる時間となりました。
明日は最後のCCELでの授業となります。午前中は通常授業、午後はfarewellpartyの準備ののち、午後6時からホストファミリーをお招きしてのfarewell partyが行われる予定です。
8月10日
今朝も、冷え込みがきびしく、公園の芝生は霜が降り真っ白になっていました。一日中、雲ひとつない晴天で、町の西側にあるサザンアルプスの雪山が美しく光っていました。CCELの授業もあと今日を含め3日となります。 今日は、いつもどおり金曜日のプレゼンテーションに向けての準備にプラスして、日本の昔話を4コマの絵にして、英語で1人1人紙芝居をしました。金曜日のプレゼンテーションに向けて前に出て話す練習も兼ねているようです。やはり前に出て1人で英語で話すとなると皆緊張している様子でした。。。金曜日のプレゼンテーションは大丈夫か…!? 午後からは、バスに乗り、ウィローバンク動物公園へ行きました。この公園では、ニュージーランドの国鳥キーウィをはじめ、タカやウェカ、キアなどのニュージーランド固有の鳥や、ワラビー、クネクネピッグなどを見ることができます。2つのグループに分かれ、ガイドさんの案内で園内をまわりました。ワラビーが横切ったり、肩にキアがのったり、身近に動物と触れ合いも楽しむことができました。 そして、待ちに待ったキーウィの見学です。夜行性のため、薄暗い部屋の中での見学で最初はなかなか見えませんでしたが、ガイドさんの照らす懐中電灯のわずかな明かりの中、走り回る様子を見ることがでしました。なかなか写真でとらえるのは難しい状態でしたが、生徒たちは必死にカメラを暗闇に向けていました。 今日は、行き帰りのバスの中でfarewell party のときにうたう歌の練習をしました。当初はカレッジソングのみの予定でしたが、もう一曲、日本の誰もがうたえるあの歌をうたおう‼ということになりました。金曜のpartyが楽しみです。 明日は午前中はCCELでの授業、午後からは5回目・ラストの現地校訪問です。
8月9日
午前中の授業前半は、テキストにのっとってニュージーランドにいる動物の呼び名などをゲームを通して学びました。
後半は、金曜日のプレゼンテーションに向けて、それぞれが決めたトピックについて話し合いを始めましたが、まだまだ難航しているようでした。
午前中の授業を終え、午後は各グループに分かれての学校訪問。前回と同様に、Middleton GrangeとRangiora NewLifeへ向かいました。Middleton Grangeでは、マオリ語とマオリの文化についての授業を受けました。先生が声と体を使って、マオリ語の数字や、体の部分の名前を覚える方法を教えてくれたり、外に出てマオリ語で「左右ゲーム(Maui Matougame)」をしたり、生徒たちもかなり楽しんでいるようでした。
Rangiora NewLifeでは、技術の授業に参加しました。自分でデッサンした絵を薄板にプロットし、それを糸ノコで切り取って型をつくり、そこに融かした金属(スズ)を流し、固めて置物をつくるという内容でした。「NZ」やキーウィ、イルカ、ピカチュウ、イヌを製作していました。英語での説明ですが、実演しながらなので安全に作業ができ、糸ノコの扱いに少し苦労したものの無事に完成させることができました。
明日は午前中はCCELでの授業、午後からはウィローバンク野生動物公園へ行きます。いよいよ、ニュージーランドの国鳥、キーウィに会えます!
8月8日
今日からニュージーランドでの研修も3週目に入りました。ラスト1週間の始まりです。
さて、2度目のニュージーランドでの週末は、どうだったでしょか?
生徒たちの日誌によると主にショッピングに行く生徒が多かったようです。また、ホストファミリーと地元の教会へ行ったり、海や山へ行ったり、夜にイルミネーションを見に行ったり、中には、カレー、からあげなどの料理をつくってホストファミリーに喜んでもらったという報告もありました。それぞれの時間を楽しんだようです。
そして今日の午前中の授業では、いよいよ金曜日のfarewell partyで行うプレゼンテーションへ向けた準備が開始されました。
まずそれぞれのクラスで班分けをして、「ニュージーランドについて」、もしくは「ニュージーランドと日本の違い」というテーマ中から、それぞれの班で具体的なトピックを考えました。
生徒たちは積極的に発言をし、自信をもって話をすることができてきた、とクラスの先生もおっしゃっていました。金曜日のプレゼンテーションが楽しみです!
午後からは、バスに乗り、カンタベリー博物館とクライストチャーチ植物園へ行きました。
カンタベリー博物館は、1867年建造の歴史的建物でネオ・ゴシック建築の建物です。絶滅した巨鳥モアの卵、骨格標本から始まり、ニュージーランド固有種の鳥や虫の標本が充実していました。
解説は当然、英語表記なので、数分で出口に到着する生徒もいるのではと思われましたが、南極探検に関する展示、入植時代を再現した街なども見ごたえが十分にあり、生徒たちも熱心に見入っていました。
次に行ったクライストチャーチ植物園は、広大なハグレー公園の約5分の1を占める大規模な植物園です。春から夏にかけてのバラ園や、9月に咲く桜の花が有名ですが、季節的に見ることができないのは残念でした。しかしながら、庭園のいたるところにある枝の生え方が独特な大木が絶好の写真スポットとなり、集合時間ギリギリまで思い思いのポーズとアングルでの写真撮影を楽しみました。
明日は午前中はCCELでの授業、午後からは4回目の現地校訪問です。今日は寒い1日でしたが、明日の午後以降、寒さが和らぐようです。
8月5日
今日は乗馬の体験授業が午後から行われる予定でしたが、天候次第では中止になる可能性もあったので、昨日から「乗馬をしたい」「中止にならないでほしい」という願いがあったことが、生徒たちの日誌からたくさん見られました。
さて、朝からの天候は「晴れ」ですが、実際にはどうなったでしょうか…?
午前中はいつものように、各教室で英語の授業です。来週からは、フェアウェルパーティーで行う英語によるプレゼンテーションの準備の授業になるので、実質的にはテキストを用いた授業は最後となるでしょう。今回の語学研修では、各教室間の教員の連携がとてもできており、それぞれのクラスがより集中できるように、楽しめるように、と先生方自身が考えて、実行に移されている様子が頻繁に見受けられております。
12時40分まで、みっちりと授業を行った後は、ランチタイムをはさんで、いよいよ乗馬へ。果たして、どうなるのかなあ?と疑問を抱きながら、バスで乗馬が行われたWaimak river Horse Treksへ。到着した時には、どんよりとした雲が…。
結局は、乗馬は実行されました!乗り方をレクチャーされた後、いざ、乗馬へ。2つのグループに分かれて、待っている間のグループにはホットドッグが提供されました。寒くなってきて、2つ目のグループが乗馬をスタートした途端、クライストチャーチでは今年初の雪が!!乗馬は実行できたものの、寒い中での体験だったのでバスにすぐに戻り、暖をとりながら学校へ戻りました。学校へ戻ったころには、また快晴の空が…。いつもは午前中に雨模様であっても午後の活動のころには快晴、というパターンが多かったのですが、今回は残念ながらその逆のパターンになってしまいました。
今日でニュージーランド滞在は10日目。いよいよこの語学研修も後半に突入です。これまでは現地のスタッフの方々の温かい対応、ホストファミリーの協力、そして生徒たちの頑張りによって順調にプログラムが進んできました。毎日の日誌も、英語で表現する量がどんどん増えております。天候にも恵まれることも多かった語学研修前半。後半も実りのある毎日になるように、生徒たちも頑張ってほしいと思います。
8月4日
午前中はいつも通り、CCELでの授業。
少しずつ授業最終日(来週金曜日)のプレゼンテーションの準備を始めているようで、自分たちの決めたテーマについて、調べ学習を進めています。CCELの先生に、英語での質問もずいぶんできるようになってきました。仕上がりが楽しみです!
午後は3回目の現地校訪問。Middleton Grangeでは、buddyの生徒と一緒に授業を受けました。日本語でも難しい内容の授業を英語で…ということでなかなか大変ですが、電子辞書を使って一生懸命理解しようとしていました。
Rangiora New Lifeでは、全員でcookingの授業。2人1組でニュージーランドの伝統料理・Hangiをアレンジしたパイと、チーズスティックを作りました。手際よく作るペア、悪戦苦闘するペア…と様々でしたが、おいしい料理ができあがりました! 現地でしか食べられない料理も、語学研修の醍醐味ですね。
毎日お天気の心配をしているのですが、朝は雨が降っていても、昼のアクティビティーや現地校訪問の時には奇跡的に(?)晴れが続いています。しかし! 明日の天気予報はついに…雪!!
クライストチャーチに晴れを呼び込んできた同志社香里のパワーは、どこまで通用するのでしょうか??
8月3日
今朝のクライストチャーチは、少雨でスタートです。気温は高めですが、どんよりとした雲が上空を覆っています。そのためもあり、道路が渋滞してバスが遅れた、ということもあったようです。少雨でも車で渋滞して交通機関が遅れる、という、日本ではあまりないようなことが経験できるのも、こういった海外語学研修で学べることだと思います。このような違いも柔軟に受け入れ、臨機応変に対応する力も身につけていってほしいと思います。
午前中の授業では、これまで習ったことを生かしたアクティビティーが行われました。ニュージーランドの各地方の特徴が述べられたカードを読み、どこを指しているのかをあてるゲームをしました。英語を話す、聞くのみならず、ニュージーランドの各地の特徴を地図とともに覚えることができ、生徒たちも身を乗り出すように取り組んでいました。この語学研修の授業は、カンタベリー大学がテキストの編纂にも加わっているそうで、よく考えられて構成された、非常に内容の濃い、充実したものが目立ち、生徒たちも積極的に取り組めております。
午前中は軽い雨模様だったので実施が少し心配されましたが、昼休みのころには太陽も姿を現し、無事に午後のアクティビティーを行いました。学校からバスで10分弱のところにあるエイボン川でのカヌー体験です。2人、あるいは3人1組となって、エイボン川をカヌーで「イチニ、イチニ…!」日頃はあまり行わない動きなので、最初のほうはぎこちなかったですが、ある程度の距離を漕いで帰ってきたときには、カヌーを満喫していた様子が伺えてよかったです。
明日は午前中は授業、午後は学校訪問です。明日でこの語学研修の前半が終了です。だんだんとニュージーランドの肌寒さにも慣れてきたころです。授業も軌道に乗り、ますますの充実した取り組みが期待されます!
8月2日
今日も、ある生徒の日誌をご紹介します。
Today’s lesson was very fun! For example, “What phrase game.”I have learned a lot of vocabularies, but I usually forget their meanings soon.However, I learned how to memorize them through today’s lesson.It is to explain words to someone. I’ll try this way after I get back to Japan!
CCELの授業では、このような効果的に英語を学ぶための方法もたくさん教えて頂いているようです。そのおかげで、授業中も英語で活発に発言や質問をする様子も見られました。まだ1週間でこの効果。研修終了時には英語力が格段に上がっていることに期待しましょう!
午前中の授業では、ニュージーランドの地理について学びました。午後からは、待ちに待ったCity Walk&Shopping。まずはTransitionCathedral(仮大聖堂)へ。
2011年のカンタベリー地震で崩壊した、クライストチャーチの名前の由来である大聖堂の復旧工事中に使用するために、日本の協力を得て建てられたもので、資材はなんと紙と木がメイン。(仮)と言えども耐用年数は50年あるそうで、日本の技術力の高さ、また地震被害の多い国同士の「絆」に感心させられました。
少し市内を歩き、崩壊した大聖堂へ。大聖堂だけでなく、ここまでの道にも倒壊したままの建物や、使用不可になって廃墟化した建物もあり、この街の復興は道半ばであることに気づかされました。
その後、Re:Start Mallにてショッピング。名前の通り、震災で更地になったモールを「再出発」させたスポットで、貨物用コンテナを改造したお店が並んでいます。復興のシンボルとして多くの観光客で賑わっていて、生徒たちもお土産探しに奔走していました。
こちらのお天気は明日から少し下り坂のようです。すでに朝の気温は氷点下となり、寒い日が続いています。
体調に気をつけて、日本では考えられない「寒い8月」を乗り切っていきましょう!
8月1日
今日からニュージーランドでの授業も2週目に突入!初めてのニュージーランドでの週末は、どのような様子だったのでしょうか?
ある生徒の日誌を紹介します。
I asked my host mother to take me to Cookie Time factory, so she and my host father took me there. I bought many cookies as the gifts for my friends and my family. I spent $54 there. After that, I went to the mountain where a famous film was shot. The scenery was fantastic and amazing!! At the foot, there was no snow, but after about 10-mitutes driving, we got to their villa, whose roof was covered with fluffy snow. I felt very cold, horribly cold! I thought “my arms fall down from my arms because of FROZEN!”
最後の引用部分は、ホストファミリーの方が使われた表現だったそうです。このように、日本の教科書ではあまり出会わないような表現にも触れることができるのが、語学研修、そしてホームステイの醍醐味です。このような表現に出会ったら、間違いを恐れずに積極的に使って自分のものにしていってほしいと思います。
午前中の授業を終え、午後は各グループに分かれての学校訪問。前回と同様に、Middleton GrangeとRangiora New Lifeへ向かいました。Rangiora New Lifeでは、体育の授業が行われ、バレーボール、バスケットボール、ホッケーを体育館で行いました。特にホッケーはこれまであまりしたことがなかった生徒も多かったので、楽しかったようです。授業が終わった後の、充実感いっぱいの笑顔が印象的でした。
Rangiora New Lifeでも、担当の先生方から「同志社香里の生徒は、英語がよくわかっているようで驚いている」と言われました。「この学校にも日本各地からいろんな生徒たちが留学に来ているが、(香里の生徒は)ニュージーランドに来てそんなに日が経っていないのに、こちらが言っている英語をしっかりと理解して、行動できているのがすごいと思う」とのことです。このいただいた言葉を励みにして、明日からの授業などでも一生懸命頑張ってほしいと思います。
明日は午前中はCCELでの授業、午後からはクライストチャーチのウォーキングツアーに出かけます。5年前の地震の被害から、いまだに復興の途中のクライストチャーチの街の様子を見て、何を感じ、何を思うでしょうか。日本人が設計した教会にも訪れる予定です。明日も実りのある1日となりますように!
7月29日
登下校にバスを使っている生徒は、なかなか苦労しているようです。こちらのバス停には名前が無く、下車をする場所の風景を自分で覚えておかなければなりません。
そのため、乗り過ごしてしまった人が多数いた模様。それでも、困ったときは運転手さんや他のお客さんとコミュニケーションを取って、頑張って通学しています。
授業2日目。CCELの先生方は本当に熱心でわかりやすい指導をして下さっています。
授業中に発言を求められることも増えてきたようで、戸惑いながらも何とか答えようとしている姿が見られました。先生方からの評価も大変好評です!
昼食をとって午後からは、International Antarctic Centre(国際南極センター)の見学へ。
かつて南極探検に活躍したハスキー犬や、ニュージーランド固有種のペンギンを見た後は、スタッフの方から意外と知らない南極大陸についてのレクチャー(もちろん英語です)を受けました。
そして最後に、南極の寒さを体験! 最初は写真を撮ったりと余裕が見られましたが、明かりが消えて風が吹き始めると、体感温度はマイナス18度まで急降下!!
ちなみにこれでも夏の暖かい日の気温だそうです・・・。防寒具を借りずにトレーナー姿で挑んでいた生徒もいましたが、風邪ひいてないかな??
CCELまでは一緒に戻った後、解散となりました。
明日から2日間は授業はお休み。ホストファミリーとの時間を楽しむ週末となります。
Have a nice weekend!
7月28日
今日からカンタベリー大学内のCCEL College of English語学学校での研修がスタートです!ニュージーランドでも高い評価を得ている語学学校だけあって、分厚いだけでなく、よく組み立てられた充実した内容のあるテキストをいただいて、授業が始まりました。
異国の地で、初めて一人でバスに乗って学校へ登校してきた人がほとんどでしたが、みんな遅れずに来ることができたでしょうか…?ほとんどの人はしっかりと登校できましたが…。そのときの様子については、帰国後のお話を楽しみにされてください!?
毎日日誌をつけるようにしているのですが、その内容を読んでみると、ホストファミリーとの交流を楽しむことができたようです。意思疎通を英語ですることの難しさを感じている生徒も多かったのですが、積極的に英語を使うように努力し、日本へ帰国するまでには「上達したなあ」という自信を感じられるように頑張ってほしいです。
午後は2つのグループに分かれて現地の学校訪問に向かいました。Rangiora New Lifeでは、到着後早速ダンスや歌で歓迎会を催してもらいました。私たちのために歌やダンスの準備を重ね、当日は食事もとらずに待ってくださり、そのホスピタリティーに心が温かくなりました。Middleton Grangeでは、それぞれの付添い生徒の授業へ向かいました。数学、物理、スペイン語…。はたして、どれくらい理解できたかな?(日本語で行われても、難しいのに…!?)演劇や建築、という職業に直結する実学的な科目も選択できるようで、日本ではなかなか体験できないような授業へ参加できたのもよかったと思います。演劇の授業では、急に代替の先生になったこともあり、自習のような形でグループごとの演劇の練習が行われていましたが、私たちが何もすることができないのを気にしてくれて、現地の生徒たちが自分たちの練習よりも私たちに即興のゲームをしてくれて、退屈しないように気を使ってくれました。ここでも、そういった現地の方の気遣い、優しさに触れることができました。
帰り道も、どうやって帰るのかを「あーだ、こーだ」と言いながらそれぞれの家庭へ。ここでの奮闘ぶりも、きっといい思い出になるでしょう。現地のスタッフの方から、「同志社香里の生徒たちは、目の輝きがいい」と言われました。日本からも全国各地、いろんな生徒がこのCCELに学びに来られるそうですが、生徒たちの目の輝きが香里の生徒たちはとてもいいそうです。
その輝く瞳でいろんなものを見て、体験し、輝く思い出をたくさん作ってほしいと願っています。明日は午後から国際南極センターに向かいます。明日も充実した1日になりますように!
7月26日〜27日
今年度より新たに実施されることになったニュージーランド語学研修、まずは関西国際空港からシンガポール・チャンギ国際空港を経由して、無事目的地のクライストチャーチに到着しました。
南半球のニュージーランドの季節は真冬。かなりの寒さを覚悟していましたが、日中は快晴に恵まれ、思っていたよりもずっと過ごしやすかったです。
空港から15分ほどで、今回の研修でお世話になるCCEL(College of Christchurch English Learning)に到着。ホームステイの心構えや過ごし方、バスの乗り方などのオリエンテーションを行いました。
同じ構内の大学の食堂で昼食を取った後、少し休憩。さすがに長旅の疲れを隠せない人もいましたが、夕方にかけてホストファミリーがお迎えに来ると、皆元気な笑顔で応えていました。
明日からはCCELでの授業、また現地校訪問が始まります。今夜のホームステイではしっかりと休養を取りつつ、できるだけたくさんのコミュニケーションを取って欲しいものです。