去る12月8日(木)に中学3年生から高校3年生を対象とした人権アッセンブリーを持ちました。毎年、人権学習の一環として外部の講師をお招きし、講演をしていただいていますが、本年度はリオデジャネイロ・パラリンピックに出場された上山友裕さんにお越しいただきました。
本校の卒業生である上山さんには、4月にも中3の授業でお話をしていただいています。その授業のあとに出場が決まった9月のパラリンピックでは、アーチェリー競技リカーブで7位入賞を果たされました。この日は、「夢と目標の違い」というご自身の考え方のお話から始まり、どのような目標設定を行い、どのような経過をたどってパラリンピック出場に至ったのかを、後輩たちへの教訓も交えながらお話ししてくださいました。そして、パラリンピック本番の感想や、2020年の東京オリンピックに向けた夢も語っていただきました。また、離れたところに置いた風船をアーチェリーで射抜いたり、関係者にしか見ることができないオリンピック/パラリンピック選手村の様子を写真を交えて紹介してくださったり、質疑応答で最初に質問をした生徒に“ピンバッジ”をプレゼントしてくださったりするなど、楽しい演出もたくさんありました。
さまざまな困難に出合いながらも、世界の舞台で活躍されている先輩の明るい笑顔や前向きで力強い言葉に、生徒たちは強く刺激を受けたようでした。
リベルタスの授業に関する記事(4月)
https://oldnews.kori.doshisha.ac.jp/info/8815
パラリンピック出場に関する記事(7月)
https://oldnews.kori.doshisha.ac.jp/info/9305