今日もあいにくの曇り空(時々雨)です。晴れてほしいですね。BTAの生徒は車での送り迎えがほとんどで、学校の裏の駐車場から登下校することが多いようです。ですので、私たち教員はBTAの正面から入ってみました。
朝、生徒たちと出会いました。昨日は授業後、フィリップス・アカデミーやマーケットで歩き疲れて帰ると寝てしまった人、ホームファミリーと一緒にピザを作った人もいました。ホームステイ先では早くて20時頃には就寝する家もあるようです。疲れて普段より早く寝ることで睡眠時間が多い人、なかなか寝付けなくて睡眠時間が少ない人もいます。今日は眠たそうな人が何名か見られますね。
毎週水曜の1限はchapel hour(香里でのロング礼拝に近いもの)を行います。ホール内にきれいな歌声(ゴスペル:教員、生徒一同で歌ってました)が響き渡り、礼拝が始まりました。その後、地元の教会の説教者によって説教がありました。内容は『true face』。「自分の仮面をとり、真の顔をみせなさい」「完璧な人間じゃなくてもいい」という話でした。他にも、生徒が聖書を拝読したり、お祈りや寄付がありました。最後はギターやドラムなどによるゴスペルで終了しました。
2、3限は英語の授業をうけました。月曜日の初日に比べると授業の内容を理解してきたのか、楽しく積極的に取り組む姿勢も見られるようになりました。
午後からは、ボストンの隣の市であるケンブリッジに行きました。最初に、新島襄が按手礼を受け、牧師となった教会を訪れました。
次に訪れたのは、アメリカ最古の大学。そうです!あの有名なハーバード大学に行きました。バスを降り、少し歩くと目の前にハーバード大学が見えてきました。あまりの規模の大きさに全員が唖然!門をくぐるときには大興奮!中に入ると、レトロな雰囲気の空間が広がり、観光客も沢山見られました。
まずは、ハーバード像の前で記念撮影。像の左足を触ると幸運が訪れるだそうです。「幸せになりたい!」「これで頭よくなるかな~」と、みんな触っていきました。みんなに幸運が訪れるといいですね!頭よくなるかどうか…は、勉強して下さいね。
他にも、メモリアルチャペルやワイドナーメモリアルライブラリーの前で写真を撮ったり、ハーバードグッズ店にて、お土産を買って大学を出発しました。
ボストン中央部に戻ってきました。ジョイストリートを通り、新島襄の支えとなったハーディーが住んでいた所を訪れました。
そして、フリーダムトレイルという赤い線をたどり、アメリカ建国に関わる土地や主要観光地をまわりました。BTAのリンネル先生が一緒にまわって、各名所での説明をして下さりました。この日の前に、BTAでの英語の授業で、アメリカの歴史やボストン市内のことについて学びました。様々な名所をまわりながら、リンネル先生から「これは、どうでした?」という質問に対して、授業で学んだことをきっちり覚えていて答えられていた人が何人もいました。素晴らしいですね!アメリカの歴史を授業としてだけでなく、実際の場所に訪れることで、記憶にしっかり残ればいいですね。下の写真は、主要観光地の一部です。
最後に、クインシーマーケットという店で、お土産を買ったり、軽食をとって休憩しました。ロブスターロール店の前には香里生での行列も。楽しい一時を過ごしました。
BTAへ帰り、ホストファミリーと一緒に帰っていきました。また一つ、ボストンでの思い出が増えた一日となりました。