9月5日(木)に防災訓練を実施しました。
これまでの防災訓練は教室内にいる場面を想定しての訓練が主でしたが、今回は、生徒達には具体的な実施時間を告知せずに、いわゆる抜き打ち形式での実施を試みました。休み時間や登下校時など、周囲に教員等がいない状況で緊急地震速報が流れた場面を想定しての訓練でした。(実際は、2時間目と3時間目の間の休み時間に実施しました。)
訓練後には、株式会社羽藤防災の羽藤様より以下のアドバイスをいただきました。
①学校外で緊急地震速報が流れた時
落下物に注意。耐震性のある建物内等(比較的新しい建物、指定避難所等)や公園などの広い場所に避難。
②電車やバスの利用中に緊急地震速報が流れた時
緊急停車に備えて手すりや吊革等を持つ。頭を守る姿勢を取る。
③鉄道の駅で緊急地震速報が流れた時
ホームから落下しないように中央付近に移動し、柱などに掴まる。頭を守る姿勢も取る。階段がある駅では、人が殺到し将棋倒れに巻き込まれないように、冷静に行動する。
その他、地震が起こった際には、「エレベーターは利用しない」、「パニックにならないよう落ち着いて行動するよう心がける」、「むやみに外に出ない」、「学校内であれば教員の指示に従う」ことについても確認していただきました。
このような形式での防災訓練は初めてでしたので、うまく実施できなかった面もありましたが、日頃から有事の際に備えて、防災・減災に対する意識を持ち続けましょう。