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行事ニュース

2学期終業式・離任式

12月23日(金)に2学期終業式を執り行いました。今回は高3が香真館で、その他の学年は教室にて校内ライブ配信を視聴する形で参加しました。

瀧校長は今学期を振り返る式辞で次のようなメッセージを示されました。

 

今月18日に閉幕したカタール・ワールドカップの優勝国アルゼンチンのエース・メッシが優勝トロフィーを掲げた姿が、36年前のかつての英雄マラドーナと重なった。マラドーナはイングランドとの準決勝戦にてヘディングをすると見せかけ左手でボールをたたいてゴール。「ハンドだ」との猛抗議の後も判定は覆らず、イングランドは敗退し、決勝に進んだアルゼンチンが西ドイツを破って優勝。マラドーナはメッシ同様優勝トロフィーを掲げた。

このような微妙な判定も現在はセンサーやAIで正確に行うことができ、AIの進歩には目を見張るものがある。しかし、そのAIも日本が優勝経験国のドイツやスペインを破ること、またコロナ禍が起こることは予想できなかった。やはり、AIは万能ではないのであり、AIと共存していく我々はそれを活用する力とともに人間にしかできない「考える力」を養うべきである。そのためには感性を磨き、経験を積むことが肝要であり、明日からの冬休みで皆さんが貴重な経験を得ることを願っている。

 

 

終業式後は、この12月で退職する体育科の吉村教諭の離任式を執り行いました。吉村教諭は生徒の皆さんに向け、個性を大切にしてほしい、友人の輪をどんどん広げてほしいとのメッセージを送られました。長年、本校の教育活動に尽力いただいた吉村教諭の想いを、生徒の皆さんも胸に刻んだことと思います。

 

2学期は、3年ぶりの中学修学旅行や保護者の皆様にご来校いただいての文化祭開催など、コロナ禍が続く中でも徐々に従前の活動が可能となり、充実した学期となりました。生徒の皆さんの努力と保護者の皆様のご理解ご協力に感謝申し上げます。

ここ数日は雪もちらつき、日本各地で厳しい冷え込みとなっております。生徒の皆さんもご家族の皆様も、十分ご自愛いただき、よい冬休みをお過ごしください。