新年を迎え、1月6日金曜日、3学期始業式を執り行いました。2学期終業式に続き、今回も高校3年生が香真館にて式に参加し、その他の学年は教室でライブ配信を視聴する形での参加となりました。
校長は式辞の中で、京セラとKDDIの創業者でありJALを再生に導いた立役者でもある稲盛和夫氏の著書『生き方』を紹介しつつ、次のようなメッセージを送りました。
稲盛さんは著書の中で「求めたものだけが手に入るという人生の法則がある」と述べている。事を成そうと思ったら、まずはこうありたい、こうあるべきだと思い描き、その上で「寝ても覚めても強烈に思い続ける」ことが大切である。願望を成就につなげるためには、並みに思うのではなく、「すさまじく」思うことが肝心なのであり、毎日努力を重ね、創意工夫を重ねれば実現がより近くなると述べている。本日の聖句(マタイによる福音書第7章7・8節)に「求めなさい。そうすれば、与えられる。探しなさい。そうすれば、見つかる。門をたたきなさい。そうすれば、開かれる。」とあるが、なりたい自分像を思い描き、夢や目標を自分の意思で求めれば、必ず道は開かれる。自分の可能性を広げるのは自分自身であることを念頭に置き、この3学期を目標達成への第一歩として充実した学校生活を送ってほしい。
これから、寒さ厳しい時期を迎えますが、健康に留意しつつ、この3学期をともに実り多い時間にしていきましょう。