12月10日(火)、中3、高1、高2、高3を対象に、人権アッセンブリーを行いました。今年度は、佐野有美(あみ)さんにお越しいただき、とても前向きなメッセージをいただきました。
有美さんは先天性四肢欠損症という障害をかかえておられますが、とても明るくて気さくな方で、話し始めるとたちまち香真館を明るい雰囲気で包んでしまいました。講演では、小さい頃からの体験談をもとに、障害を意識して悩んだこと、困難にも果敢にチャレンジしたこと、支えてくれた人々への感謝の気持ちなどを語ってくれました。とくに、高校でのチアリーディングを通して、「手足がなくても、声がある!」と気付かされ、自らの役割を確信したというエピソードが印象的でした。
質問コーナーでは生徒達からいろいろな質問が出ましたが、有美さんはどんなことでもにこやかに答えてくださり、たいへん盛り上がりました。さらに、なぜか即席エアバンド(?)が結成され、華麗な歌と踊りで香真館は熱狂の渦に包まれました。最後に有美さんは生徒一人一人と握手をして言葉を交わしてくださいました。生徒達も有美さんの笑顔に元気を分けてもらったようでした。
佐野有美さん、素敵なお話と笑顔をありがとうございました!