9月28日(水)
いよいよ中学2年修学旅行も最終日です。今日の午前はこの日のために事前学習を重ねて来ました班別自主研修です。心配していました雨も明け方には止み、歩くと汗ばむくらいの晴天の中、全クラス五稜郭 から研修をスタートしました。移動方法は市電や徒歩と様々でしたが各班ともほぼ時間を守って行動ができて、新島襄海外渡航の地碑では各班記念撮影をしました。ハリストス正教会や旧函館公会堂を見学、昼食は事前学習で選んだ函館朝市やお店で海鮮丼や函館名物塩ラーメン、ご当地ハンバーガー等を味わいました。
自主研修終了後、函館空港から名残りを惜しみながら北海道を後にしました。帰りの便は羽田を経由しましたが、羽田空港ではタラップで降機してリムジンバスでターミナルに入るという先生方でも滅多にない稀な経験ができました。経由便は伊丹で雷のためやや遅れて7時30分頃到着、解散できました。
今回の修学旅行を通して、友達や先生方とのきずなを強めるとともに同志社で学ぶ一員としてより向上した人としての成長につながる事を心から祈っています。
9月27日(火)
中学2年修学旅行も3日目です。今日は午前中は楽しみにしていたニセコでのアクティビティです。天気もちょうど良い晴天と気温で各々選んだアクティビティを目一杯楽しみました。
ラフティング: 尻別川でゴムボートに5〜7人で乗って川下りをしました。ウェットスーツを着ていてもとても寒かったですがみんな協力しながら目的地まで漕ぎ進めました。
フィッシング: 尻別川で釣り餌を使ってイワナ、ヤマメ、ニジマス、ウグイを釣りました。自然河川の釣りは難しいのですが、インストラクターさんの指導と釣り人の腕?で釣果は多かったようです。
サイクリング: マウンテンバイクを駆って羊蹄山やニセコアンヌプリを望むニセコ周辺をツーリングしました。ほど良い気温で風が心地よかったようです。
バームクーヘン: バームクーヘンは生地から作って熱した金属棒に少しずつ生地を付けて回転させて炭火で焼いていきます。並行してアイスクリームも作りました。アイスは材料の入ったボウルを氷で冷やしながらよくかき混ぜます。根気よく調理した甲斐あってとても美味しくいただきました。
革細工: 牛革に文様の金型を打ち込んでオリジナルのカードケースとストラップを作ります。構図にこだわって丁寧に打ち込みました。その後、革紐で周囲を縫ってストラップを付ければ完成です。
乗馬: 2つのグループに分かれて、乗馬体験とフォトフレーム作りをしました。乗馬は、手綱での指示の仕方などを教えてもらい、しばらく柵の中で曲がったり止まったりと練習をしたあと、柵の外も歩きました。慣れてきた頃には体験終了で残念がっている生徒もいましたが、大自然の中で馬に乗れて、とても貴重な経験ができました。また、馬にニンジンをあげることもできました。蹄鉄を使ったフォトフレームも、それぞれ創意工夫しながら作り、満足いく作品が作れました。
アクティビティ後はニセコヒルトンでポテトカレーを昼食にとった後、函館に向けて出発しました。途中洞爺湖サイロ展望台で休憩とクラス記念撮影を行なってしばらく散策、洞爺湖や有珠山の絶景に圧倒されました。午後6時には本日の宿舎函館国際ホテルに到着、すぐに夕食をとって函館山夜景見学に行きました。天気は心配されましたが曇りぎみだったものの夜景見学ができ、夜景のあまりにもの美しさに生徒たちは感動していました。
さて、明日はいよいよ最終日。そしてこの修学旅行の最も大きな目的、校祖新島襄が米国へ向けて脱国したその場所、まさに今自分たちが過ごしている学校:同志社の起源となった場所を訪ねる日です。明日が皆さんにとって実り多い一日になる事を祈っています。
9月26日(月)
朝は6時30分に起床、7時から朝礼拝を行ない教頭先生から同志社と函館について奨励のお話を聴きました。朝食後、シャトレーゼ・ガトー・キングダムを後に小樽へ向かいました。約1時間で小樽に到着、運河前でクラス記念撮影を行なった後、小樽班別自主研修を始めました。みんな事前学習で調べておいた場所やお店に行って、見学や昼食、買い物を楽しんでいました。
小樽班別自主研修の後は、白老ポロトコタンにてアイヌ民族について学習しました。アイヌ文化やアイヌ語についての講話や伝統音楽ムックリの演奏、アイヌ古式舞踊の鑑賞を行ないましたが、舞踊では生徒も飛び入り参加して楽しい時間となりました。その後、アイヌ民族博物館と園内で飼育されているヒグマ、北海道犬やポロトコタンの語源であるポロト湖を見学しました。見学終了後、クラスごとに本日の宿舎、北湯沢温泉第二名水亭に無事到着しました。明日は午前中はニセコでのアクティビティ、午後からは函館に向かい、晩は夜景見学です!!さあ、明日のお天気は大丈夫でしょうか。
9月25日(日)
朝7時15分に大阪空港集合、待ちに待った修学旅行の始まりです。10時20分定刻よりやや遅れましたが新千歳空港に到着しました。午前中は北海道での最初の訪問地、さっぽろ羊ヶ丘展望台を訪れ、到着後すぐ昼食にジンギスカンを頂きました。野菜の上に羊肉を載せて鉄板で焼きます。初めは羊肉のクセとボリュームに戸惑いましたが、男女ともほぼ完食できました。昼食後は校祖新島襄とも縁のあるクラーク博士像の前でクラス記念撮影を行ない、その後、各々で選んだ札幌コース別研修に行きました。
札幌コース別研修
円山動物園 : 今年8月に新規オープンしたアフリカゾーンのカバ、ライオン、キリン展示がガラス越しに間近で見られて迫力的でした。
大倉山ジャンプ台 : 札幌冬季オリンピックで使用されたラージヒルジャンプ台です。リフトでジャンプ台上の展望台に上がり大倉山ジャンプ台名物のソフトクリームを味わいながら札幌市を一望しました。その後ジャンプ台ふもとにあるウィンタースポーツミュージアムで冬季オリンピックに関する展示やウィンタースポーツ擬似体験ゲームを楽しみました。
白い恋人パーク : 北海道の有名な銘菓「白い恋人」の石屋製菓が運営するお菓子や玩具のテーマパークです。展示を見たり、オリジナルクッキーを作ったりして楽しみました。
札幌コース別研修終了後、コースごとに本日の宿舎シャトレーゼ・ガトー・キングダムに全員無事到着。到着後、札幌在住の歴史作家好川之範先生による「北海道を舞台にした新島襄と妻八重の歴史から」というテーマで講話をしていただき、講話後の質疑応答では朗らかに生徒たちの質問に応答していただきました。最終日の函館ではこの好川先生のお話をよく思い出してより意義ある自主研修にしてください。
その後バイキング形式の夕食、各部屋での入浴、班長ミーティングを経て22時に消灯となりました。明日以降もたくさんの楽しい体験が待ってますので今夜はしっかりと睡眠休養をとってもらいたいです。