約1800人が共に過ごしている同志社香里中学校・高等学校。日々の学校生活の中で、突然の病に倒れる人や不慮の事故に見舞われる人がいる可能性は否定できません。
今日は、傷病者に適切な対応をするための『救急講習会』を教職員向けに実施しました。講師として、日本赤十字社大阪府支部から2名の赤十字救急法指導員の方をお招きしました。
今回の講習では、「心停止を起こして呼吸をしていない傷病者が発生」という設定で、傷病者の発見から救急隊員への引き渡しまでの一連の流れを学びました。適切な声かけ、確認するべき項目、必要な行動、身体の仕組みなどについての正しい知識を教えていただき、それらを踏まえて、以下のような項目についての実践的な訓練を行いました。
・胸骨圧迫
・気道確保
・人工呼吸
・AED(自動体外式除細動器)の使用
毎年実施している救急講習会ですが、改めてAEDの使い方や校内4ヶ所に設置されているAEDの場所を確認することができました。また、講師の方のお話を通じて、救命に際しては迷っている猶予はないこと、何をするべきか瞬時に判断するためには正しい知識を持っていなければならないということがよくわかりました。今日学んだ内容が必要になるようなことになっては欲しくありませんが、万が一のときに最善の行動ができるよう教職員一同、心がけていきたいと思います。