高校ハワイ修学旅行 ２日目

フライトで寝不足な上に時差もあって、でき ることならゆっくり寝ていたいところですが、今日もまた長ーい長ーい１日になります。

今日の予定は、午前中が交流学習、午後がポリネシア文化センター。朝食と出発の時間は交流学習の行き先ごとに違いました。

《プナホウスクール 》（40名）

プナホウに行く生徒たちは、２学期の英語の授業で２人組や３人組を作ってプナホウの生徒さんに聴いてもらうことを想定した日本文化についてのプレゼンの原稿とPowerpointスライドを作りました。

今日は、そのスライドを見せるためのiPadを各自が持参して、色んな相手にプレゼンさせてもらいました。また、プナホウの生徒は日本語・同志社香里の生徒は英語でフリートークをしました。

お互いに喋りたい気持ちはあるものの、話題が途切れたり、上手に合いの手が入れられなかったり、さほど盛り上がらなくて焦ったり、「超ー楽しいー！」という感覚とは違ったと思いますが、当然ですよね。日々の英語の授業では考える機会があまりない、コミュニケーションの難しさと楽しさに気づくことができたに違いありません。

後半はグループに分かれて学校内を案内してもらったり、購買で昼食を買ってカフェテリアで食べたり、完全にアメリカの高校に潜り込んだ半日でした。

《ハワイ大学 》（99名）

ハワイ大学では、６・７人のグループに分かれて、islanderと一緒に勉強をしました。

islanderの自己紹介を聞いたり、ハワイと日本の相違点についてディスカッションしたり、アロハスピリットについて考えたり…全部英語だったので、難しいこともあったけれど、みんな一生懸命に頑張りました。

自分たちが用意していったプレゼンテーションをislanderに聞いてもらったり、レイ作りを教えてもらったり、一緒にゲームをしたり、楽しい時間もたくさんありました。

最後にキャンパスツアーをしてもらい、一緒に写真を撮って別れを惜しみました。

《ハワイ・バプティスト・アカデミー 》（70名）

10月に一部の生徒さんが来日した折に本校に来てくれたり、パートナーとメールの文通を2往復かわしたりして、日本にいるときから関係が始まっていたHBA。

文通をしていたパートナーと対面してギフトの交換をした後、全校集会が開かれました。集会ではHBAの生徒がフラを踊ってくれ、同 志社香里は有志の生徒（56名）によるパフォーマンスを披露しました。ダンス部の真剣なダンスあり、みんなによる“オタ芸”あり、K君の少林寺拳法、T君の器械体操、高2の魅力をめいっぱい詰め込んでみました。

集会の後はパートナーの授業に出席して、難しくてまったく理解できなかったようですが、外国の授業に参加するなんてなかなかできないことなので、いい経験だったと思います。

《マキキ聖城教会 》（69名）

マキキ聖城キリスト教会を訪問した67名は、到着すると、教会の方や教会に通っておられる方々に温かく迎えていただきました。礼拝堂では、教会の紹介や、歓迎の言葉を頂きました。そして本校からは、事前に用意、練習をしたY君とIさんによる挨拶と先生の紹介、S木さん、S本さん、Yさんは、事前に作成した学校紹介をパワーポイントと英語で堂々と行い、とても喜んでいただきました。また、教会の方々と一緒に賛美歌を英語で歌うこともでき、素晴らしい時間を過ごせました。

そしてこの後は、リボンレイ製作、園児交流、ウクレレ演奏、フラダンスの4つに分かれました。約1時間で、リボンレイはとても難しいレイを同志社カラーで製作し、園児交流では、教会の中にある幼稚園で、2歳から5歳の子達と汗を流しながら楽しそうに交流していました。そしてウクレレは賛美歌を1曲弾けるように、またフラダンスも1曲踊れるように練習し、最後には全員の前でとても上手に披露することができました。

教会の方々にもたくさんお世話になり、どの分科会も充実したものとなりました。英語を話す機会は少なかったですが、ハワイらしい活動、とても温かい気持ちになる交流だったようで、感謝の気持ちでいっぱいになりました。

午後３時からはポリネシア文化センターで過ごしました。ポリネシアの島々をテーマにした村を、クラスごとに回って、色んなアクティビティーを体験しました。

中でも、トンガのドラムショーでは、お客さんがステージに上げられ、さんざん体を張って笑いをとってくれるのですが、同志社香里からも２人がステージに上がり、日本人だけでないたくさんのお客さんの前で捨て身のパフォーマンスをしてくれました。

ハワイにてそんな世界デビューを果たしたのは、A組のSg君とB組のNn君。一般のお客さんからも拍手喝采を受けていました。

夜は、19:30から21:00までポリネシアの文化を紹介するミュージカル『HA: Breath of Life』を鑑賞。朝から活動しっぱなしで、当然途中で寝てしまうだろうと思いきや、予想以上にしっかり楽しんで観ている姿に感心しました。みんなのポリネシアの文化に対する理解や興味は相当深いってことですね。

帰りのバスも疲れて爆睡だと思いましたが、ショーで興奮した余韻で総じてハイテンション！ホテルに帰り着いたのは22時だったので、今日も最後までとことんエネルギーを使いきりました。

明日も楽しい予定がたくさんあります。毎日、色んなことを口々に報告してくれるので、明日も話を聞くのが楽しみです。