<七日目>
中学校
今日はNueva Schoolでの滞在が最後になりました。体育の授業でホッケーをしました。ゴールしたら元気よくハイタッチしてくれて、みんな笑顔になっていました。午後は、小学生と中学生が体育館に集まり、4校の同志社の生徒が日本の文化について発表しました。香里は昔の遊び(福笑い、剣玉)を実演しました。ヌエバの生徒も飛び入り参加し、大変盛り上がりました。
高校
高校生はそれぞれのプレゼンを発表しました。香里の生徒たちは個人でプレゼンを作りましたが、後の3校は学校ごとで発表をしました。キングコングピザを準備していただき、学校で最後の日を楽しみました。
明日は土曜日ですので、ホストファミリーと1日過ごします。あっという間に一週間が過ぎてしまいました。
<六日目>
中学校
Nueva交流プログラムは交換のプログラムですので、5月6日より一週間、29名のヌエバの生徒が同志社の4中学校に別れてプログラムに参加します。今日は、5月の日本訪問に向けた準備をしました。誰がどの学校に行くかが発表され、それぞれのグループに別れました。プロフィールを書き、学校生活についての情報交換をしました。ヌエバと同志社の違いがたくさんあって、みんなが驚いていました。例年、ヌエバ訪問の一週間の間、体育祭が開催されていますが、今年は長いゴールデンウイークがあるため、体育祭の予行しか体験できません。本当に残念です。
午後は、それぞれのバディと授業に行き、豚の解剖、体育などを体験しました。放課後は、ホストファミリー全員でボーリング大会と夕食を楽しみました。
<五日目>
高校
今日はDesign Thinkingの授業を体験しました。創造力を使って問題解決をする授業です。私たちが挑戦したアクティビティは「3分で全員が何個のテニスボールに触れられるか」でした。生徒が話し合って何回か試してみて、毎回確実に数を増やすことができました。最後は皆さん達成感にあふれていました。
次に、レーザープリンターでノートにデザインを彫る体験をしました。パソコンでデザインを作って、後はノートをレーザープリンターに入れるだけです。慣れないマックのパソコンの使い方で苦労しましたが、素敵なおみやげができました。
午後には日本語6の授業に参加しました。今日のテーマは「自動販売機」でした。「普及」とか「制限」などの難しい単語がたくさん入ったテキストを読み、課題プリントの質問に答えていました。ヌエバの生徒がどんどん日本語で発言をし、感心しました。
<四日目>
中学校
今日は、同志社のための3つのアクティビティが用意されていました。まず、Tーshirt Tie-dye(Tシャツ絞り染め)です。先生から英語で作り方の説明を受けました。どうやって作るかというと…白いTシャツを水につけ、その間にYOUTUBEで好きなデザインの染め方を調べ、Tシャツを水から取り出して絞って水気を切り、ゴムでくくり、好きな色の染料を付けていきます。赤・青・紫・緑・黄の染料がありました。週末頃に、完成品がもらえるそうす。自分が思っているような色&デザインになっているかどうかドキドキです。
3時間目に、音楽の先生がSteel Drum(スチールドラム)の特別授業をしてくださいました。スチールドラムとは、ドラム缶から作られた打楽器で、トリニダード・トバゴで生まれました。色々な音色を出すドラムがあり、音楽の先生がパパッと担当を決めていきます。ドラム缶にはC,D,E,などの音名が書かれており、先生が言う音を優しく叩きます。あとは実践あるのみ。「約1時間でこれだけ演奏できるなんてすごいよ!」とお褒めの言葉をいただきました。
次は、ロッククライミングをしました。体育館の壁に、その施設があります。先生から説明を受け、装具を付け、スタート!なかなかの高さがあるのですが、みんな結構ささっと登っていて感心しました。
<三日目>
ホストファミリーの生徒たちと一緒に、元気に登校して来ました。昨日はホストファミリーと色々楽しいことをしたそうです。午前中には、日本語の授業がありました。アメリカ人の生徒と同志社の生徒が12人ずつでしたので、ペアでお話したり、漢字の勉強したりしました。食堂で食べる昼食は、びっくりするぐらい大きいまるごとじゃがいもに好きなトッピングをかけるメインディッシュとサラダバーでした。最後の授業は日本語6で、同志社の生徒全員が参加しました。ヌエバの生徒全員が6年間、日本語を勉強していますので、かなり上手でした。日本とアメリカのコンビニを比較したり、いいところ、悪いところを議論したりしました。興味深い話になりました。放課後は近くのショッピングセンターに行く予定らしいです。1日ですぐ馴染めました。
<二日目>
中学生がホストファミリーに出会いました。簡単な「icebreaker」、つまり緊張感をほぐすためのゲームをしたり、自己紹介をしたりしました。短い時間でしたが、少し緊張感がほぐされたでしょう。後はそれぞれの観光などを楽しみました。
<一日目>
日本時間の3月23日(土)の午後、アメリカ合衆国、カリフォルニア州、サンフランシスコ市にあるヌエーバ中学校・高等学校に短期留学をする一行が、関西空港から旅立ちました。日本時間の24日(日)、無事到着しました。
中学生5名、高校生4名の合計9名、同志社4中高を合わせて32名が参加しています。
3月23日(土)15時に関空に集合し、17時過ぎにサンフランシスコに向けて離陸しました。入国審査で色々質問をされた人、一言も言われていない人、様々でした。入国審査のあと、大型バスに乗り込み、市内観光に出かけました。昨日の夜までは、天気が荒れていたらしいのですが、今日の天気は快晴!青空が広がっています。片道16車線もあるカリフォルニアのフリーウェイを走りながら、アメリカのダイナミックさに驚いていました。景色を見ながら、バスガイドさんがシリコンバレーの詳しい話をしてくださって、フェイスブック、ツイッター、グーグルなどの会社がこの地域に集中していることがわかりました。
まず最初に、観光地のPier39というエリアへ行きました。ここでは、お昼ご飯を含めて1時間半ほど自由時間がありました。ほとんどの人はここの名物クラムチャウダーを食べていました。スープはパンでできたボールから食べるものです。感想は「思ったよりパンが酸っぱかったです」。パンの種類は「sour dough」、つまりすっぱい生地という意味です。再びバスに乗り込み、市内を観光しながら次の目的地、ゴールデンゲイトブリッジの近くの公園まで向かいました。美しい海と巨大な橋に圧倒されました。そして、Twin Peaksという丘へ行き、サンフランシスコの景色を見ました。とてもいい天気なので、遠くのもはっきりと見ることができました。その後、ダウンダウンで20分ほど自由時間をもらい、町の雰囲気を少し味わいました。色々と風景を見たい気持ちはあるのですが、飛行機であまり寝られなかった人が多くいて、バスに乗っている間は寝ている生徒がほとんどでした。そして、6時前、ホテルに到着しました。高校生はここでホストフ
ァミリーと合流です。2月に日本に来ていたヌエーバ生との久々の再会もあれば、はじめましての出会いもあります。4人とも、これから始まるホームステイ生活を楽しみに、家に帰って行きました。明日、日曜日は、ホストと一緒に過ごします。
中学生のホームステイは明日からなので、ホテルにチェックインした後、みんなで近くのIHOPというアメリカンなレストランに夜ご飯に行きました。他の学校の生徒たちとも、少しづつ交流が広がっています。
関空を出発してからの長い1日が終わりました。今晩は早めに寝て、明日からの生活に備えます。中学生は明日、いよいよホストファミリーと出会います。みんな楽しみにしています。