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お知らせ

香里生のための同志社大学1日実験セミナー(生命医科学部)報告

理系志望の生徒に向けた高大連携プログラムの一つである“1日実験セミナー”を、生命医科学部医情報学科のご協力のもと、同志社大学医進館の実験施設を使用させてもらい実施しました。

午前中のはじめに、生体情報研究室の大江教授から1日の流れや実験内容、実験装置の仕組みを説明していただきました。その後、7種類の有機化合物の構造分析を行う実験をさせていただき、高校の実験では使用することがないサンプル管(細い試験管)を使用したり、核磁気共鳴(NMR)を使用したりして化合物の構造分析を行いました。

午後のはじめは、医療情報システム研究室の日和准教授による学科紹介や研究紹介の講話を聴き、実際に脳の活動を測定するヘッドギア付けて脳波の測定をさせていただきました。午後の後半には、午前中の実験で分析した7種類の化合物のいずれかが成分として入っている市販頭痛薬について、午前と同様の手順で成分分析を行いました。実験した内容としては難しい有機化学の分野であったが、高校生にとっては最先端の実験装置を使うことができ、今後の進路を考えるうえでとても参考になる1日であった。