9月18日(金)に中高の体育祭を行いました。
今年はコロナ渦の影響で実施が危ぶまれましたが、PTAの皆さまの多大なるご支援のもと、大阪城ホールにて行うことができました。
午前は中学生の部、トップバッターは中3の応援合戦でした。本番前に各クラスにアリーナで最終調整の時間がありましたが、皆真剣そのもの。どのクラスも個性が出ているのはもちろん、他のクラスが演技している間も互いに声援を送りあい、励ましあっており、心が大変あたたかくなりました。
次は中2による大玉転がし。3クラス同時に進行しました。赤、白、黄の3色の大玉がごろごろとアリーナを転がる光景は、思った以上に迫力がありました。大玉をうまくコントロールできたり、スピードに乗り過ぎてコーンをうまく回れなかったり、指定された場所にうまく置けなかったり…様々なシーンがありましたが、何より生徒諸君が楽しく参加していました。
学年種目最後は中1の玉入れ。誰もが知っているシンプルな競技ですが、ほどほどの高さに設定されたかごに、チャレンジする意欲が高まりました。競技時間は短かったのですが、各クラスが入れた玉の数は、なかなかの多さでした。競技が終わった後は、担任の先生方にご協力をいただき、声を合わせながら個数を確認しました。
最後の種目はクラス対抗リレー。間近での応援はできませんでしたが、観客席からは状況がよく把握できたので、各走者への声援や応援は大変盛り上がりました。
【中学成績】
学年種目の優勝クラス 中1(玉入れ):1組 / 中2(大玉転がし):2組 / 中3(応援合戦):2組
クラス対抗リレー 2組
総合優勝 2組
午後は高校の部でした。午後の部のスタートもやはり応援合戦、学年は高2でした。どのクラスもクラブ活動との時間をやりくりしながら、早朝や昼休み、放課後に一生懸命練習してきました。中学の応援合戦も素晴らしかったのですが、さすがは高校生、衣装や振り付け、細かな部分にも工夫やこだわりが見られ、どのクラスの応援も見ている者の心に届く素晴らしい内容でした。
次の競技は高1による玉入れ。中学生が使用していたかごよりも高さが高くなります。しかし、各クラスにそれぞれの作戦があったようで、難なくかごの中に玉がどんどん入っていきます。大変白熱した競技の結果、優勝と準優勝のクラスの数は僅差!担任の先生がお互いの数を気にかけながら数を数えていたのと、その光景をかたずを飲んで見守る生徒たちの姿が印象的でした。
続いては高3による大縄跳び。2分間で一人ずつ、何人の生徒が飛べるかを競います。昼休み等を活用し、全クラスが互いを意識しながら、しかし大変楽しく練習に取り組んできました。緊張がそうさせるのか、練習の成果なのか、どのクラスもとても速いスピードで縄が回され、そしてスムーズにその縄をくぐっていきます。こちらも優勝クラスはごく僅差での勝利となりました。
高校の最後の種目もクラス対抗リレー。観覧席ではクラスごとに団結する様子が見られ、盛り上がってきます。中学のリレーも大変迫力がありましたが、高校生のスピードはさらに迫力が増し、各走者への声援や応援も熱気のあふれるものになりました。
【高校成績】
学年種目の優勝クラス 高1(玉入れ):E組 / 高2(応援合戦):E組 / 高3(大縄跳び):G組
クラス対抗リレー F組
総合優勝 F組
今年度の体育祭の実施にあたっては、中学生徒会・高校生徒自治会の生徒諸君や生徒部の先生方を中心に大変な苦労がありました。直前まで準備に追われ慌ただしく当日を迎えましたが、なんとか無事成功に終わりました。また、初の試みであるライブ配信も上手くいき、保護者の方にも楽しんでいただけました。生徒会・自治会の生徒の皆さん、本当にお疲れさまでした。そしてありがとうございました。
また、同志社香里同窓会より、中高全生徒と全教職員に、同窓会のロゴがプリントされたオリジナルマスクを寄贈していただきました。体育祭に先立ち、9月15日(火)に同窓会会長の大東様にご来校いただき贈呈式を行いました。少しでも生徒たちが喜んでくれたり、少しでも何かの励みのなれば、というあたたかい思いが込められた素敵なマスクです。同窓会の皆さま、ありがとうございました。大切に使わせていただきます。