８月３１日（水）に２学期始業式を執り行いました。今学期も、担当者が香真館で式を進める様子を、各ＨＲ教室で中高共に校内ライブ配信として視聴しました。
瀧校長は式辞の中で新約聖書フィリピの信徒への手紙４章１節を引用しながら、次のようなメッセージを示されました。
この夏休み、第７波がなかなか収束しなかったにもかかわらず、多くの皆さんが部活動に励み、成果を上げたことに敬意を表したい。この夏は昨年のこの時期とは比べものにならないくらいに感染者数が増えているが、感染対策を行いながら、合宿や語学研修などを実施することができた。結局、自分を守るのは、自身がしっかり行動することである。これはまさに、新島先生の唱えた「自治自立の精神」を養うことではないか。カナダの精神科医エリック・バーンは、「他人と過去を変えることはできないが、自分と未来は変えられる。」と述べているが、どのような状況にあっても、過去にとらわれず未来に向かって「今」できることに取り組むことが大切である。２学期は高３にとっては進路選択の大切な時期であり、また中学でも修学旅行や文化祭など大きなイベントも控えているので、各自感染の予防に努め、有意義で思い出に残る学期となることを期待している。
まだまだ残暑厳しい日々が続きますが、体調管理に気を付けて、よいスタートをきりましょう。